お施主様からの手紙

外断熱・二重通気工法のソーラーサーキットの家の注文を頂き、工事中~完成後にわたって約1000通以上のメールのやり取りをし、様々な悩みや質疑を繰り返し、その経過、実際の住み心地をご報告してくれるお施主様がいます。
「いい家」が欲しいがために、皆悩みます。その悩みの過程、全ての「事実」をお施主様のご厚意で公開させていただきます。家作りの一例としてご覧ください。
また、併せてソーラーサーキットの家の実現のために様々な質疑のやり取りをメールで行っています。そのメールの質疑回答の抜粋を巻末に転載します。この部分は一人のお施主様に対してではなく、ランダムに順不同で転載します。あらかじめご了承ください。

※なお、現在メールを取りまとめ作業中のため、質疑回答等のやり取りは随時での掲載です。現在は作業途中での公開です。

2002/8/24 当社よりお施主様へのメール公開の承諾のお願い

突然ですが、ご承諾のお願いがございます。
以前からK様よりメールで頂いているSCの家の住み心地を表すデータですが、このメールの一部を当社のホームページに掲載したいのですが、可能でしょうか?

昨今のお客様は以前と比べ、内部結露に対しての脅威からSCの家を選ばれる人よりも、やはり本質である住み心地の部分に憧れをいだいている方のほうが圧倒的に多く、K様より頂く実際のお施主様の意見や感想は、この上ない貴重な資料なのです。何卒、抜粋ではありますが、良いことも悪いことも、ありのままをこれからSCの家をお建てになる人のために情報公開したいのです。ご理解いただきたく、よろしくお願いします。

2002/8/26 Re:ご承諾のお願い

小長谷社長
勿論データはお使いください。悩んでいる方たちにも参考になると思います。

当初、SCの家を建築しようかどうかの検討を行っている時、やはり、住み心地に関する情報がほとんど無く、迷いに迷ったことがあり、おそらくそのような方たちが多いと感じております。
SCの家に住んでみると、住人と外部環境の接点が見えてきます。その人によりその接点が異なると思いますが、数値的に見ると客観的に把握できるようになると思います。
私は、SCの家を数値で見ることにより、何らかの異常を把握することを目的に行っていますが、迷っている方たちの参考になれば、付加価値が付き、更に良いことと思います。
また、迷っている方のご質問がありましたら、それをお知らせ頂ければ、小長谷社長経由でお答えします。感覚的なことも問い合わせて頂いていいと思います。

2000/4/5 私の望んでいるもの

小長谷社長
先日は案内して頂き、ありがとうございました。大変参考になり、社長さんの考え方は理解できたと考えております。

社長さんに先日お渡しした間取りのプランは、伊豆のほうで、設計の仕事をしている義姉が作成したものです。現在のところそのプランを上回るものはないと考えております。
私の望んでいるのは、基本構造のしっかりした、温熱環境(高気密高断熱)に優れた、シンプルなオール電化住宅です。そのイメージは屋根裏を有効利用した、シンプルな総2階立です。屋根は一重で、外壁はデコボコがなく、廊下が少ない家です。外観は3番目程度と考えています。外観は配色、窓のレイアウト等でカバーリングすれば良いと考えています。そしてシンプルな分、作りやすくなる結果、コスト削減につながると考えています。その分、他の設備(床の質、クレダ、浴室乾燥機、IHヒーター、電気温水器等)に金額を回すことが可能になると考えています。

また、いい家を実現するためには、任せきりにしないで、一緒に私自身も家作りに参加したいのです。その意味で工務店さんは、大切なパートナーとなります。自分ができることは、自分で行う予定で、現在勉強中です。間取りプランは現在義姉の作成したものを、一部手直ししたものを作成中です。出来上がりましたら送付致します。それについて見積もりをお願いしたいと思います。尚、質問等がありましたら、メールいたします。

2000/10/3 私の基本姿勢

小長谷社長
お忙しい状況と思いますが、情報はメールで行き来する方法で、時間を節約したいと思います。

気持ちの上でゼロからのスタートとなります。私は現在までは、あまりに中途半端な状態のため、考えることさえできずにおりました。そこでもう一度振り返って、家を基本的に考えてみる必要があると考えております。最新式の設計図をFAX再送付する予定です。まだ間取の段階で家内ともめています。今回送付予定の新間取で気になる点はお風呂です。構想としてシンプルな総2階立てを想定したのですが、間取上風呂だけが出っ張ってしまいました。SCの機構上及び通気性能上、問題は生じますか?拝見して頂いた上でアドバイス願います。

また、
1. 断熱法、2.構造の強度、3.予算、4.工期の優先順で、整理しなおしたいと考えています。

(1.)断熱の方法は、ソーラーサーキットが、最も適していると考えています。教えて頂きたい点があります。断熱材の厚さです。どの程度以上の厚さが適切なのか、そして根拠が知りたいのです。

(2.)、構造上強度が必要と考えています。小長谷社長の作る作品として得意な分野と考えています。そして居住用屋根裏部屋を新基準(二階の1/2の面積)で作成できるようになりましたので、できるだけそのようにしたいと考えます。柱が途中にあってもかまいません。

(3.)予算
予算を根拠を持って下げることも必要です。私どもの都合ですが、ある予算内で、小長谷社長が推薦する住宅を、私たちの希望であるSCをできる範囲でかなえていただく提案をしていただけるでしょうか?そして、もしその金額で、作成した場合、当初の見積もり額との差額で、どこがどのように変更されたのかを教えて頂ければと考えております。

私の基本姿勢は、人(依頼元)と人(工務店)の信頼の上に成り立った家作りです。互いに尊重し、納得のいく家が作れれば、こんなにいいことはありません。本音でお話することを考えています。
もちろん意味のない比較をすることはありません。家をたてる上で打ち合わせの最終段階が一番重要で、細心のチェックがお互いに必要です。時間とお金をかけず、メールを活用したいと思います。その分肝心なところは、直接お会いしたいと思います。上記を理解して頂いて、一歩ずつ前進できればと考えております。良きアドバイス御願い致します。

2000/12/18 SC大工さん良かったです

小長谷社長
見学ありがとうございました。小見川のソーラーサーキット住宅は見学できて幸運でした。

SC住宅は木の骨格を見て美しく感じました。そういうふうに感じるのには、訳があると考えています。理由は、大工さんの腕がいいからと感じました。予定どうり、是非当家もその大工さんでお願いします。その方は、お名前は何というのですか?場所はどちらからいらっしゃることになるのでしょうか?以前、茨城県内と聞いておりますが、、、

現在、窓の種類を選定中です。気密度優先で、2番目が見栄えです。出窓を取ってしまうことも考えております。そこで、はめ殺しと外開き連窓を比較的多めに使うことを構想しています。なるべく引き違い窓は使いたくありません。小長谷社長一番のお薦めしていたのは、どれでしたか?カタログNOでお知らせください。

また、教えて頂きたいのですが、鉄釘の件です。鉄の錆びがつなぎを良くするとのことですが、
(1)錆びると性能が落ちるのではないかと感じます。
(2)釘に関しては、要所にステンレス、その他については、鉄をとのことですが、ステンレスを使う場所は何処になりますか?
(3)長さと太さは何センチの釘で外壁材を柱に固定するのですか?
(4)柱に入る釘の長さは何センチくらいですか?

2001/5/7 木の家

小長谷社長
現在は、上棟も終わり、一安心致しました。出来上がる過程を楽しく見つめております。

現在の住宅事情は、外見に支えられた薄い木材を使用した物が圧倒的に多い点で素人ながらも危惧しております。十数年後には、殆どの住宅が姿を消して無くなってしまうか、大半の人が不十分な状態で住み続けなければならないと想像しています。
その対極にあるのが小長谷社長と根本棟梁、斎藤監督、鳶職人、大工さんが作りだしている木造軸組構造のしっかりしたSC住宅であり、その中に当家の家も含まれていると考えます。
それを考えると、後々取り壊す必要が出た時、この様な素晴らしい住宅を作った職人達がいたことを残したいと思うようになりました。
そこで、家の最も要な柱裏側に主要な方たちの名前を記録(自筆サイン的な記録)したいのです。小長谷社長、棟梁、現場監督及び鳶の方たちにお願いしたいのですが、いかがでしょうか勿論、小長谷社長さんに全て記入して頂いてもいいのです。
現在の木材の軸組はボルトによる固定、木材接合部において満足しております。それに重厚な基礎とSCの通気性能を加味すれば相当しっかりした家ができると考えています。理解して頂ければ幸いです。

2001/7/5 屋根裏拝見しました。

小長谷社長
本日、根本棟梁がいらっしゃいましたので、家の内部を見せて頂きました。屋根裏階段が設置され、上ることができ、うれしくなりました。まるで隠れ家のスペースです。子供の感覚のようなものです。そこから見た屋根を支える斜めの補強体と、筋交い及び天井を支える格子木が幾何学的に感じられ、美しく印象的です。後ほど写真を取り、記念にしたいと思います。
このように、私たち素人は、見る視点がプロである小長谷社長と異なっていることが、お判り頂けると思います。やはり、プロ的視点ではなく、感覚的でしかないのです。

そこに実質的根拠のあるプロたる所以があるのではと考えるに至ります。素人又はプロの一方的なものでは、成り立たないような気がするからです。
このような点で、素人の感覚と、プロの実質的要素両方の波長が合って初めていい家が建つのかなと考えたりします。これは、選ぶ方にも、選ばれる方にも運、不運がありそうです。この点で、中途とはいえ桶市ハウジングを選択して良かったと思います。

2001/7/22 暑い日が・・。

小長谷社長
暑い日が続いていますが、7月22日本日、日曜日午後の2:00位に現場に行ってみました。本日は晴天です。気温は37℃程と思います。

現場外観の状態は1F、2F共に窓は閉め切りです。屋根裏のドレーキップが内側に倒れ、空気の流通がありそうです。おそらく根本棟梁が風とうしに開けておいてくれたものと思います。玄関ドアを開けた瞬間は、暑いという感覚がないのです。そこで、2Fに上がってみました。これも、一階よりもやや温かいものの、暑さは、感じませんでした。そこで、屋根裏に上がったのですが、収納階段を開けると、冷気のようなものが落ちてくる気がしました。2Fより温度が低く保たれているのです。これには、びっくりしました。これは、窓が小さいことと関連し、夏の光を遮断することで、温度上昇が抑えられるのではと、思いました。
断熱の効果が感じられます。外壁を張ると、アウターサーキットが働くと思いますので、少し効果が上がることもあるかと思いますが、SC住宅の不思議さを実感致しました。ありがたい事と思っております。

2001/8/19 ベランダアウターサーキットの件

小長谷社長
ベランダアウターサーキットの件、大変了解しました。南面が他面と同様に、全面アウターサーキットになっていて、その外側にベランダがあるのですね。そうすると、アウターサーキットはベランダと無関係に機能するという構造で理解致しました。やはりSC住宅は緻密な構造をしていると考えます。これは、先端の工務店以外対応できないと考えるようになりました。

家に関する情報は、私自身、数年前から様々に集めておりますが、やはり奥深いものがあります。木に絞ってみても、やはり深いです。
最近思うのです。家を建てる前の単なる器的イメージから変化して、技術の融合が織り成す深い家作りが見えてくるのです。当初、圧倒的な木構造の家を目撃し、そこに技術が注ぎ込まれ、形になってくると、満足の形に変化が起きてくることに気が付きます。技術そのものは人間が作り上げたもので、それを機能的に組み合わせることもそれ以上に大切と思います。そこに、木の性質を組み入れ、良い家が建ちます。そこには、全体が生物のような生きた家が結果として建つことになります。

これは、施主と工務店両方が良い家を建てようと意識した結果にしか起こらないと思います。いわゆる人間でいう、気の通った元気な体という表現で言えば、「気の家」とでもいいましょうか?しみじみ桶市ハウジングにして良かったと思います。

2001/10/9 桶市ハウジング 気の家

小長谷社長
桶市ハウジングのユーザーである私個人の感想です。今から家を建てる人には、良い工務店を選択する機会と基準がない今、身近な人が家を建てるために、工務店を選択する場合、桶市ハウジングを選ぶように助言を進めようと考えています。

現在、大手ハウスメーカーが宣伝を打ちながらイメージ優先の住宅を建ててしまっていることがいかに多いかと嘆きます。今からは、外断熱の時代が来ますが、これとて消費者のメリットを伏せてまで、粗製乱造の拡大販売の家を継続的に販売していることが、今となっては、私にとっては、手にとるように分かるのです。実はこれに対抗する手段は、一般人にとってかなり難しいのです。家に関する情報を全て集め、理解し、納得できる情報から吟味し、咀嚼した結果初めていい家ができるきっかけができるのです。きっかけから本当にいい家を実現するためには、工務店の選定を間違うと意味がないことも事実です。これは、一般の人にとって最も難しいことになります。基本的にはいい工務店にめぐり合えることは、皆無に等しいといっても過言ではないと思います。

このように何回かのハードルを越えていかないと人生で一度、の家が台無しになってしまうのです。ほとんどの人がそうかも知れません。そこに桶市ハウジングの地域的存在価値があると思います。このように考えると、桶市ハウジングのように前向きに創作する先端の工務店の存在価値は、ユーザーである私しか知らない情報にしておくのは、如何にもったいないかを物語るのです。

個人的に考えてみたのですが、ブランドイメージで、ワンランク上の「気の家」というネーミングをソーラーサーキットに展開していったらいかかでしょうか?建てることを考えている方には、垂涎のネーミングと思います。(気の家のネーミング一号は当家であると自負してますが、、)もし、他の工務店に頼んでいたらぞっとします。この辺はつくばにKハウジング、龍ヶ崎にYホームがあり、なかなかコマーシャル展開は勇気がいることかもしれませんが、桶市ハウジングのコマーシャルベースになるようでしたら、いつでもご協力いたします。私のように細かい情報を利用して家を作る人も少ないでしょうが、これくらいやらないと、いい家はできないと考えてしまう所以が上記のごとくあります。

2001/11/20 SC住宅

小長谷社長
SC住宅に住んで、約10日になりますが、寒がりの家内が、暖かさを感じているようです。蓄熱コンクリートに少しずつ暖気がたまりつつあるのかと思います。本日の朝は、車のガラスに霜が付いておりましたので、効果が上がっていると思います。

現在暖房として800Wと350W切り替えつき扇風機型暖房機(形がそんなです)一台と、リビングの200Vエアコン一台の時折稼働状態です。もう少しすれば、床下コンクリートに熱が溜まることで、温度が一定になりそうな気がします。今後の住み方により温度分布状況が変わりそうな気がしております。少し研究していきたいと思います。このように考えられるということは、性能が高いということと思いますので、桶市ハウジングにして良かったとしみじみ思います。納得して公庫の借金を返済することができそうです。ありがとうございます。

2001/12/4 本ありがとうございます

小長谷社長
あこがれのマイホーム日記を読み終えました。これは、楽しかったです。色々な過程を随分く詳しく記録しており、忙しいなか、よく記録できたものと感心しました。そして、私を含む素人の考えている共通点に笑いがでました。

私の場合、桶市ハウジングを知ってから、情報のない他の工務店やメーカーに興味を失ってしまいましたので、情報はほとんど一本化できたのが、大変ありがたく思いました。でも、今考えると、小長谷社長とのメールのやりとりは、1000通を超えるのではと思いますが、小長谷社長自身に多忙な重なりがあったのではと推測します。この点で、過重な負荷をお掛けした点があると思いますし、対応して頂いたことに感謝致します。電話での対応であれば、このような情報交換は、不可能と思いますし、このようなIT社会の恩恵を享受できた点も、良い家を持てた要素と思います。少しずつしみじみした時間が持てるようになり、今後は社会観のメール交流を小長谷社長とできればいいと考えています。

2001/12/23 感想

小長谷社長
忙しく過ぎ去ってしまった一年です。現在は満足感でいっぱいです。

先日暮らしの手帳を購入しSC住宅の特集を読みました。大変納得のいく内容でしたが、それはT建設で造ったものということですが、私も勉強中のころ、一度埼玉のT建設モデルハウスを見学して来たことがあります。(考えてみると様々なSCモデルハウスを勉強のため見ました)
そのとき、この建設会社で建てたくないなあと思ったことを思い出しました。悪くはなかったのですが、大量建設、大量販売に近い印象を持ったからです。また今回の特集では住宅気密度の表示がない点が気になります。(小長谷社長より頂いたあこがれのマイホーム日記も共通点がありそうですが)

その後、カネカのコンセプトハウスに行き、桶市ハウジングを初めて知りました。上記SC住宅と桶市ハウジングはレベルが違うと思います。やはり住んでみて、良いのです。まだ、2月の厳寒期を迎えておりませんが、私どもの旧家とは、決定的に異なることが判ります。住みやすいのです。一生に一度の幸運を感じました。ありがとうございます。

2002/1/11 久々にメール致します

小長谷社長
現在の住み心地は快適です。

最近、オイルヒーターを購入しました。デロンギ 071221TEC(3~8畳用)500/700/1200w切替ですが、全館暖かくなります。欧米では、外断熱に小さな火を24時間点灯して暖房を取っているとの情報から試してみましたが、効果は予想以上でした。500wか700Wで継続的に使用(深夜3時間は消灯)し、補助としてエアコン、コタツ、等を使用することがありますが、オイルヒーターのみでも健康な人であれば冬を感じないような全館暖房と同じ効果を得ることができます。でも一旦、外に出ると車はガリガリ凍っております。

また、結露はしません。(一度だけ一種換気を間違えてスイッチを切ってしまった時は一晩で結露しました)
これは健康的に暮らすことが出来る証です。細菌繁殖しないからです。外断熱材の効果を感じます。今まで感じていた冬と違う冬を全身で体験しています。これは不思議な感覚です。

上記2点は、私の田舎東北地方(山形)でも大きな効果を発揮しそうです。お正月に里帰りしたときは、いつも以上に寒さを感じてしまいました。このような家を建てて頂いた小長谷社長においては、健康に留意して頂き、更なる発展を望みます。斎藤監督にもよろしくお伝えください。

2002/1/14 室温について

小長谷社長
旧家より引越し時、しまい忘れて所在不明の温湿度計がやはり見つからないため、近くの店で購入し、1月13日初測定しました。

1月13日晴れ
オイルヒーター 500W 20時間点灯(深夜1時~4時まで停止)
朝起床時 1Fリビング 17℃湿度39% 2F 部屋C 18℃
エアコン1時間稼動 1Fリビング 日光とエアコンの相乗作用により温度上昇21℃になりエアコン停止

1月14日晴れ オイルヒーター前日同様
朝 リビング16℃ 外気温 0℃ エアコン2時間使用 20℃エアコン停止その後温度変化なし
夕方 1F 19℃ 湿度52% 2F部屋C 20℃

初めて測定したデータです。数字では春のような室内です。1fと2fの温度差があまりないのが特徴と思います。SC住宅のすごさを実感しました。これは、気密性能がいいということと、一種換気が合わさって実現した室内環境と思いますがいかかでしょうか。三種換気だともう少し寒いのではないのかと考えます。

2002/2/9 久々にメール致します

小長谷社長
現在2月9日、PM8:00 1F20℃ 湿度46%  2F21℃です。一日を通して3から4℃の温度変化しかありません。驚きです。

この性能だと、オイルヒーター一台で冬を越せることが可能と思いますが、日常の習慣となっているコタツ、エアコンをどうしても使用したくなるのが人情です。そのため、結果として電気代はかさんでしまうのが現状と思います。現在の感想からは、オイルヒーターは一番のお勧めです。自然な温かさがあります。昔住んでいた旧家は、温度が2度まで下がったのを考えるとやはり温熱の保温効果は大きいと思います。

また冬季は含水率9%まで木材が乾燥するとのことですが、何月までそのような状況が有り得るのでしょうか?それが原因かどうか、現在当家の中では階段の壁紙が気がついたら痛んでいる(手摺の無い部分で2F部分に近い階段途中の壁)ことと、階段キシミ音(直して頂いた所とは別の場所)に発生しているのが気になっています。大局的には申し分ありません。全く素晴らしい木(気)の家です。これは、桶市ハウジングの技術力が盛り込まれている結果と考えています。感謝致します。

2002/3/21 風について

小長谷社長
久々にメール致します。

そろそろ春の気配がしておりますので、SC住宅の一回目の冬が過ぎ去ろうとしております。長男の高校生がふと漏らした、「今年の冬は暖かい冬だったね」という言葉に表れていると思います。正確には暖冬ではなく家が暖かだったのですが。

温度変化はとにかく少ないと思います。最低気温17~18℃前後、日中は21℃程度でした。住みごこちは、強い印象があるのではなく、ふと暖かさを感じることがSCの特徴と思っています。風についてですが、本日は風がとでも強く2Fの道路側部屋B,Cの外部引き戸からブブーンという空気の流通する音がしておりました。これは、気密度が引き戸の場合弱いことが原因と思いますが、改善は可能でしょうか?ビブラートして響きますので気持ちのいいものではありませんのでご相談したいと思います。小長谷社長からの「雨はともかく、風というものは時に想像もしない悪さをします」という言葉を思い出しました。

2002/4/17 冬の状況について

小長谷社長
一冬が過ぎて、SC住宅にして良かったとしみじみ思います。電気代は台所のIHヒーター利用(旧家ではガス代込み)で、最高で3万円台で冬の平均は3万円弱となりました。健康な人が居住する場合、一万円程度は軽減できると思いますので、エネルギーコストが低く経済的です。旧家の強制暖房エネルギー状況から開放され、全館暖房ゆえの床面積が大きく有効利用できたことで、居住性が格段に良く、個人の能力解放にもつながると思います。

具体的には、オイルヒーターを入れない状態で、17℃から18℃前後で、オイルヒーター一台20時間稼動で21℃前後をキープしました。エアコンを入れても入れなくても同じ温度でした。また、扇風機型輻射暖房機を一台利用しましたが、これはあまり勧められません。輻射熱が一方のみに伝わり、部屋の温度上昇には何の効果もありません。寒がりの人専用となります。また、コタツは団らん上必要で、多く利用しました。このような状況で、1階の温度と2階の温度差は1から2℃程度です。屋根裏は一冬無暖房状態で居住可能でした。

このように、旧家より格段に良くなった分、些細な点で、階段等が気になっているのかもしれません。夏は今からですが、居住方法のアイデアしだいで夏もエアコンに頼ることなく過ごせる可能性を秘めていると思っています。桶市ハウジングSC住宅の実際の住み心地が、他の方に伝わるようでしたら、これらの情報を利用下さい。

2002/6/15 家のデータ

小長谷社長
家のデータを久々に測定してみました。

6月12日 Am4:00 ダンパー閉状態
1F 28度 60%
2F 29度
外気18度 雨
前日は暑い日でした

外気温に対して室内が10度近く高い状態です。2日間ほどダンパーを開放したのですが、そのときは涼しさを感じました。しかし梅雨時でもありますので閉めることにしました。その結果が上記データです。
冬から春にかけては、日照により気温の変化が激しいのですが、ダンパーの開閉のみでは対応が難しいです。しかし、外気温にあまり左右されないので人に優しい室内と感じます。特に午後の強い日差しを遮光することで快適さが増すようです。前の家と比較すると安定感を感じます。

洗濯物をどうするか迷っています。家に湿気がこもってしまいますが、梅雨時は室内しか干せません。 今考えているのは、お風呂脱衣所から電源を取り、風呂場に除湿機を設置して乾燥することを考えています。いかがでしょうか?そうしないと60%を超えてしまう日があります。御意見をお願いします。

<以下、上記に対する回答———->

お世話になります。梅雨時は、ダンパーを開放すると湿気が入り込んでお勧めできません。閉じてください。また、ダンパーを閉じた上で、換気システムの強弱を調整し、湿度がどのように変わるかやってみてください。

これから梅雨と夏を迎えますが、梅雨時はダンパーを開けても湿度があるので、快適な空間にとはなかなか難しいようです。今日は天気予報によると湿度92%とか・・。私の家でも、日中の湿度は60%~65%をさしています。但し、北側の日の当たらない部屋は閉め切っていると湿度70%くらいをさしていました。昨日より、除湿を行っています。室温は24度でしたので、室温と同じ温度設定で除湿のみ行っています。気密状態ですと、外気温に対して室温が温まってしまうことは仕方がないことです。梅雨時は、ダンパーを閉めて必要に応じて除湿で対応してください。

洗濯物を家の中に干すことは出来るだけ避けたほうが良いです。干す場合には、必ず除湿を兼用してください。いつか換気システムを切ってしまったときに結露したということですが、同じようになります。できれば浴室での乾燥をお勧めします。ちなみに私の家では、衣類乾燥機を使ってしまっています。

内装材を自然素材である木や塗り壁にした部屋、家は、クロスで作られた家よりも若干湿度が高くなっている様子です。これは、材料そのものが湿度調整をする性質をもっていて、余分な湿度を吸い込んで しまうので湿度が若干室内にとどまっているようです。乾燥時にはそのものの湿度を放出するので過乾燥を防ぐことが出来ますが、梅雨時のように逆の場合は上記のような性質が出るようです。しかし、やはり余分な水分を吸ってくれているので全体的に湿度は上がるようですが、結露の発生は防いでくれています。真夏より、梅雨時のほうが過ごすのに工夫を要するようです。

2002/7/28 インナーサーキット温度変化

小長谷社長
梅雨明け(7月20日)から、現在(7月28日)までの8日間の気温変化は、2階A室で、最低26.3度、最高33.2度。インナーサーキット(屋根裏点検口上部温度計にて)最低27.1度、最高33.7度との結果となりました。これは、一定期間の温度変化を自動記録する温度計による記録です。37度程度の真夏日を含めた8日間のデータとなりますが、その温度変化は、2階Aの部屋6.9度、インナーサーキット6.6度となりました。そして、ほとんど2階と変わらないインナーサーキットの温度分布状況が分ってきました。家の1階部分の温度は、エアコンなしで、30度程度ですから、家まるごと一軒がほとんど同じ温度分布ということになります。通常屋根裏部屋を含む屋根裏全体は、蓄熱され、40~50度にされることが一般的ですので、ソーラーサーキットの断熱効果と、インナーのファンが効果を発揮していることが分ります。
現在までの条件は、床下ダンパー開放、インナーサキット換気扇スイッチON、窓は、天気が良い日はほとんど開放。時々エアコンによるドライ運転を実施。

このように温度変を観察するとその素晴らしさが分ります。体は、なじんでしまうため、そのような感覚は普通に感じてしまうのですが、、、、クリア出来にくい問題点は、やはり湿度です。
これは、小長谷社長からも情報を頂いているのですが、対応しにくく、梅雨時を終えても60%を超えてしまう事があります。洗濯物とかの室内乾燥は、除湿機を利用しているのですが。湿度そのもののコントロールはなかなかできないのが現状です。

2002/8/19 最夏季のインナーサーキット温度分布

小長谷社長
7月20日から8月19日までの最暑期においての温度分布は、インナーサーキット(2F天井と屋根の間の空間)は最大34℃ 最小26度 2階部屋Aは最大33度 最小26度です。
二階居室とインナーの温度差はほとんど無いことが判りました。通常は、蓄熱され50度近くになることが普通ですから、これは、満足できる数値と思います。
教えて頂きたいのですが、インナーサーキットの空気を排出するファンは、スイッチを切るとシャッターが下りて密閉状態になるのでしょうか?これは、冬になると必ず必要になる機能と思いますので教えてください。

ちょっと不思議なことがありました。蚊が家にいないのです。旧家にいたころ、どこからともなく必ず家に入り電子蚊取機が各部屋の必需品だったのですが、、、、蚊が周りからいなくなったとは考えにくいので、やはり、ソーラーサーキットの高気密状態及び桶市ハウジングの網戸標準装備が功を奏しているのではと考えています。 今夏は全く蚊取り用機器は使用しておりません。

2002/9/12 本日の状況

小長谷社長
平成14年9月12日当日朝11:45の状況です。外部温度33℃湿度はあまり感じない(湿度計外部にありません)エアコン無使用です。
温度、湿度に関して
1階リビング  31℃ 55% 窓開放
2階B室(南)  32℃      窓開放
小屋裏     29℃ 68% 窓閉め切り
2階部屋A(東)30℃
インナーサーキット 29.8℃ 小屋裏換気扇ON
今夏温度変化
インナーサーキット 25℃~34℃
2階A室        24℃~33℃

エアコンを全く使用しない状態で、家一軒の温度分布は、インナーサーキットを含めほぼ30℃前後の均一状態と思います。しかし湿度は、本日外部が低いと思われるため、窓を閉じた小屋裏は高い状態のようです。窓を開けると適度になるような印象です。温度は、ほぼ30℃前後ですから、扇風機等を用いれば、何処の部屋においても過ごすことができそうです。その意味で扇風機は最低限の必需品と思います。

2002/10/17 SC住宅の住み心地

小長谷社長
結露に関する情報を付け加えました。ご質問にお答えしたいと思います。ソーラーサーキット(SC)住宅の実際に住んだ感想を送付します。

現在SC住宅に住んで約1年が経ちました。99年には旧家、2001年初頭に桶市ハウジングと契約、その後貸家、2001年11月1日に入居という経過です。旧家とSC住宅の異なる設備は、風呂と台所で、旧家は、ガス風呂、ガスコンロで、SC住宅が、灯油風呂、IHコンロです。

旧家のデータですが、99年夏の盛りの8、9月の電気代は、13582円、13102円です。ガスは、5800円、5000円で合計19382円、18091円です。これに対し、2002年の8月、9月はSC住宅で、電気代16263円、11858円、灯油代700円、700円で合計16963円、12558円です。このように、SC住宅の経費が下がっている事がわかります。

温度は真夏の旧家に関しては、尋常でない暑さ(データはありません)です。SC住宅に関しましては、温度、湿度に関して盛夏期は以下の状態です。
「平成14年9月12日当日朝11:45の状況です。
外部温度33℃湿度はあまり感じない(湿度計外部にありません)
エアコン無使用です。

1階リビング  31℃ 55% 窓開放
2階B室(南)  32℃      窓開放
小屋裏     29℃ 68% 窓閉め切り
2階部屋A(東)30℃
インナーサーキット 29.8℃ 小屋裏換気扇ON
今夏温度変化7月から8月の温度変化幅(最小値最大値)
インナーサーキット 25℃~34℃
2階A室        24℃~33℃

エアコンを全く使用しない状態で、家一軒の温度分布は、インナーサーキットを含めほぼ30℃前後の均一状態と思います。しかし湿度は、本日外部が低いと思われるため、窓を閉じた小屋裏は高い状態のようです。窓を開けると適度になるような印象です。温度は、ほぼ30℃前後ですから、扇風機等を用いれば、何処の部屋においても過ごすことができそうです。その意味で扇風機は最低限の必需品と思います。

冬の電気代は、旧家99年2月が電気代11500円、ガス10332円、灯油月に200リットル約6000円(灯油ファンヒーター)合計27832円、SC住宅は、2月が最大で、35140円、灯油代1000円の合計36140円です。冬は一見高くなったように見えますが、旧家は、20坪平屋建で、SC住宅は44.5坪と屋根裏7坪の合計51,5坪の総二階建て、また、旧家は局所暖房、S
C住宅は、全館暖房(電気オイルヒーター)ですので、単に、数値的な比較ではなく、総合的に居住性能は良くなったと思います。

また、冬の旧家はほっておくと室温1~2度まで下がりましたが、SC住宅はほっておいても17度位で全部屋キープしております。その結果、気がついた事ですが、人の動きが家の中全体に広がり、活動しやすくなりました。旧家では一つの部屋を暖房するのが精いっぱいでしたので、SC住宅による居住性は上がったと思います。
今冬は、灯油を外で燃やし、温水で室内を暖めるホットマンの導入を考えていますので、経費は電気より安くなるのではと期待しています。また、冬の結露に関しては、旧家においては、かなり多量の水滴が窓に発生したのに対し、SC住宅は全くありません。結露は細菌が発生し、健康に害を与えることがあるため、重要な問題です。SC住宅の結露がない理由は、断熱材の効果による部屋間(屋根裏含む)の温度差がない点と、換気装置の相乗効果によるものと考えています。
以上が数値でみたSC住宅です。
人間の体は、不思議なもので、数値とは、別の感覚を持ってしまうことが多々あります。もっと暖かければいいのに、もっと涼しければいいのにと。欲望にはきりがありませんから。

SC住宅に住むと、ふっと心地よさを感じます。これは持続的な感覚ではないのですが確かに感じることができます。その意味で、一生に一度の家を創るなら、SC住宅が現在では最適と思います。数百万円の余計に払う価値は十分にあると思います。ただし、適切な建て方のSC住宅であればの条件付きです。

以上でいかがでしょうか?できるだけ正確な情報を提供することを心がけたつもりです。そのため、金額等は1円単位で記入致しました。家を建てる事は、そもそもが大変なことですから、様々な悩みがあると思います。私もSC住宅を建てるかどうか悩んだ経緯があり、お気持ちは良く理解できますので、少しでも参考になれば幸いです。

2004/02/15 冬場の室内の乾燥について当社よりOBのお施主様にヒアリングしました。

ご質問の件、参考になるかわかりませんが回答します。
いまの率直な感想ですが、あまり乾燥はしていないと思います。
湿度は、安物の湿度計ですので精度は保障できませんが今日14時で48%程度です。
朝起きてのどが痛いといったこともほとんどありません。

対策というほどではありませんが、風呂のドアは風呂が終わった後は開放しています。
観葉植物も大小のものを置いています。(対策と思って置いているわけではない)あとは、石油ファンヒーターを使っているのでこれからも水分がでると思います。
加湿器は持っていますが使っていません。
上記の状態でも窓には薄っすら結露の水が凝集しているためです。
垂れてきて困るほどではないので放っています。(垂れるほどなのは洗面所くらいです。それ以外の部屋は曇る程度)

以前の家は社宅なので比べ物になりません。
冬は壁にびっしり結露が発生する割りに乾燥で朝起きるとのどが痛かったです。
結露のせいで洗面所の壁はいつもカビだらけで、北側の部屋もカビだらけ。
桐のたんすの引き出しがゆがんで閉まらなくなるほどでした。
とこんなものですが、妻とも一致した意見です。

2004/02/16 冬場の室内の乾燥について当社よりOBのお施主様にヒアリングしました。

小長谷社長 お元気そうで何よりです。

室内湿度についてです。春一番が吹いたこの頃です。
2月14、15、16日現在で41%です。
家屋内の状況ですが、
1、暖房は、1Fリビングの赤外線灯油ストーブ一台のみで全館暖房しています。
2、加湿器は使用しておりません。室温は暖房中は22℃に保っています。その時の湿度は一種換気ですから外気に左右されます。その結果として41%ということになります。

当家は木をベースにしたSC住宅ですから、家屋内では木からの水分排出があり外気湿度の影響を緩和していると考えられます。
梅雨の時は、外気湿度が100%近くになりますが、その時の家屋内は60~80%と思います。これは、一種換気により外気湿度の影響を木の湿度吸収能が緩和していることによると思います。

その時に洗濯物を室内で干す場合、家屋内湿度は上昇します。この場合、家屋全体で影響を受ける事になりますので例えば浴室内で除湿機を用いた局所のみの乾燥除湿機が効果的です。

全体的には湿度の家屋内全体のコントロールは難しいですが、木が緩和してくれることで住環境にはやさしさがあります。
木の吸水排水能力にも限界があり気密住宅以外では、湿度の影響をもろに受けることがありそうです。
以上ですが参考になれば幸いです。

2004/02/24 冬場の室内の乾燥について当社よりOBのお施主様にヒアリングしました。

> SCの家に住んでみての感想なのですが、冬場の室内の乾燥についていかがなものでしょうか?

室内の乾燥について、リビングでは体感としてあまり感じたことはないように思います。
我が家のリビングは50~60%の湿度があります(これはもっともレトロな乾湿球でのデータです)。
ちなみにエアコンは今冬10回くらいしか使っていない(コタツ生活)ので(朝の最低気温は12℃、夕方の帰宅時は約15℃くらいなので必要がないようです)暖房を入れたときの差はわかりません。
我が家はリビングとキッチンがオープンなのでそれであまり感じないのかもしれません。
間取りによっても違うのではないでしょうか。

寝室はちょっと感じたので常時ではありませんが加湿器を使用しています。
こちらは40~50%くらい(こちらは毛髪を利用していると思われるタイプの湿度計です)。
利用している加湿器は気化式のものです。ファンの音が多少気になりますがビショビショにならず気に入っています。
暖房は寝室だけはオイルヒーターを使用しています。
ということであまり加湿対策はしておりません。
我が家では洗面所に洗濯物を干すことが多く冬場になってからは、洗面所及び浴室の除湿をかねて洗面所のドアを日中あけるようにしたくらいでしょうか。

> 1.加湿器を使う。できればスチーム式
> 2.お風呂に入って出た際にドアを開けっ放しにして浴室の湿気を室内に開放する。
> 3.熱帯魚を飼ってみたり、観葉植物・鉢植えなどを置く。
> 4.洗濯物を室内に干す。

でも確かに前の家よりは乾燥はしているかもしれません。
仏壇に上げてあるお茶や、神棚の水が結構減っていたり、シクラメンにやる水遣りの頻度が高いなど。
熱帯魚は衛生上あまり良くないような印象があり、飼えませんが効果はあるのでしょうね、きっと。

それにしてもこんなに暖かいとは正直期待していませんでした。
朝はもう少し暖かければと思いますがエアコンを入れなければ動けないというほどでもないので、とりあえず及第点というところです。
宣伝文句の「冬場でも17℃・・・」とはいきませんが、もともとが朝覚醒したら2℃という家だったので余計感じるのかもしれません。
2月21、22日くらいの天気(風も強く窓が開けられなかった)だと日中20℃ですしね。
12月19日~1月21日までの電気料金が約25,000円、1月22日~2月20日までの電気料金は約20,000円でした。
金額だけ見れば高いようですが多分全体的な光熱費として考えれば安いはずです。
さすがに最初は渋っていた父も「やっぱり生活してみると暖かいというか体が楽だ」と言ってます。
彼は夜間全く暖房は使っていない模様です。
現在のところ私はSC住宅の住み心地に満足しています。
詳細なデータを残しているわけではないので説得力が今ひとつですが、参考にして下さいませ。

2004/02/26 冬場の室内の乾燥について当社よりOBのお施主様にヒアリングしました。

> 1.加湿器を使う。できればスチーム式
> 2.お風呂に入って出た際にドアを開けっ放しにして浴室の湿気を室内に開放する。
> 3.熱帯魚を飼ってみたり、観葉植物・鉢植えなどを置く。
> 4.洗濯物を室内に干す。

この間聞いた通り24時間換気を弱にし、洗濯物を室内に干し、お風呂を出た後にあけっぱなしにしておいたら朝起きてきて湿度40%になりました。
暖かさもホワーッとした柔らかい感じでより暖かく感じるようになりました。
最近は春のような陽気なので湿度50%位になっています。
聞いて良かったです。

2004/03/14 SCの家の本当の良さは?

建築中のお客様より・・・桶市さんのダイレクトメールにあったように、換気は人のために、通気は家のためにというのがSCの本当の良さではないでしょうか?やはり建物に通気性を持たせるということで、より耐久性の良い構造がつくれると思うのです。