2026/08/06
エコキュートは、壊れる前に替えたほうがいい
エコキュートの交換工事をしてきました。
もうすぐ10年を迎える機器で、数か月前からエラー表示が出ていました。完全に故障してしまう前に…というご依頼です。

エコキュートの交換は、エアコンより段取りが要ります。
工事は設備業者だけではなく、200Vの高電力を扱うので電気工事業者も同行します。加えて本体そのものが大きい。写真のとおり人の背丈ほどある貯湯タンクで、配送の手配も必要です。つまり、業者2社と本体の入荷、この3つのタイミングを合わせないと工事が始まりません。今回は事前にご依頼をいただいていたので、段取りを組んだうえで着手できました。工事は半日ほどで完了です。
これが完全に壊れてからだと、話が変わります。
設備業者の空き、電気工事業者の空き、本体の在庫と配送。3つを最短で揃えようとしても、すぐには埋まりません。その間はお湯が出ない。夏でもお湯は沸かず、シャワーにも入れない。エコキュートは、急に壊れたから今日直すが、実は一番難しい設備です。逆にガス給湯器などは機器を持ってきて交換するだけなのと、ガス会社1社で完結できるので故障の際もスピーディーに交換できます。それと本体も小さくて軽い。ただ、いずれの給湯器もエラー表示が出ている場合は、機器からの予告です。

今年は、国の給湯省エネ2026事業が使えます。
エコキュート1台あたり基本7万円、性能の高い機種なら10万円。蓄熱暖房機や電気温水器を撤去して入れ替える場合は、さらに加算が付きます。ただしエコキュートからエコキュートへの交換では、撤去加算は対象外。
申請期限は2026年12月31日まで。ただし予算の先着順で、上限に達した時点で終了します。8月上旬の申請額は予算の36%。まだ余裕はありますが、この手の制度は後半で一気に進みます。
ひとつ大事な点。この補助金は、お客様ご自身では申請できません。
登録された「給湯省エネ事業者」が申請する仕組みです。だから、どこに頼むかで使える使えないが決まります。ちなみに補助額は、昨年の最大12万円から今年は最大10万円に下がっています。年度ごとに見直される制度ですが、業界予想では来年は無くなると言われています。

先日のエアコンの記事でも書きましたが、部品の保有期間は永久ではありません。エコキュートも同じです。10年を超えると、修理を頼んでも部品がないという場面が出てきます。
ヒートポンプユニットからいつもと違う音がする。お湯の量が減った気がする。エラーコードが出た。いつも通りの動作に違和感が出た頃あたりが合図です。
補助金が使えて、業者の段取りも組める。
それがいちばん条件のいい交換タイミングです。壊れてから慌てるより、はるかに早くて安く済みます。





