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column

2026/08/18

平屋が選ばれる時代

7月末、平屋のご契約をいただきました。
ありがとうございます。これからご一緒にいい家をつくりましょう。

少し前まで、平屋は「年配の方が選ぶもの」というイメージがありました。でも今は違います。10年前、新築一戸建てに占める平屋の割合は約8%でした。それが今では約17%。10年で倍以上に増えています。子育て世代も、30代・40代も、平屋を選ぶようになってきました。なぜでしょうか。

2階建ての家に住んでいると、一日に何度階段を上り下りするか、数えたことはありますか?洗濯物を干しに行く&取りに行く。子どもを呼びに行く。寝室に忘れ物をした。夜中にトイレに起きる…。意識していないだけで、階段は毎日の暮らしにじわじわと体力を使わせています。それが、平屋になると、その全部がワンフロアで完結します。実際に住み始めてから「こんなに楽だとは思わなかった」という声を、よく聞きます。

小さなお子様がいる家庭では、子どもの様子がどこにいても分かる安心感があります。キッチンで料理をしながらリビングの子どもが見える。寝室と子ども部屋が同じフロアにある。夜中に子どもが泣いてもすぐ駆けつけられる。2階建てでは当たり前に生じる「見えない場所」が、平屋にはほとんどありません。

家を建てるとき、多くの方が「今の家族の形」で考えます。でも家は、30年・40年と住み続けるもの。自身が60代・70代になったとき、毎日階段を使えるかどうか。膝が痛くなったとき、2階の寝室に上がれるかどうか。バリアフリーにリフォームしようとしても、結局1階で住まう形に改修することも多い。そう言った理由もあり、昔からご年配の建て替えで平屋の需要が高かったのだと思います。逆に平屋の場合は最初からワンフロアなので、老後の暮らしへのハードルが低い。若いうちに建てるからこそ、将来を見越した選択ができます。

利点だけ書くのはフェアではないので、弱点も。
それは日当たりと通風です。隣に2階建てが建てば平屋は影に入ります。周囲の状況や窓などの開口部の取り方で部屋の明るさも決まります。そして防犯。すべての部屋が1階にあるということは、すべての窓が地面から届くということです。もう一つ、これは先日の千葉の豪雨のあとだから書きますが、垂直避難ができません。2階建てなら逃げ遅れても上に上がるという、最後の手段がありますが平屋にはそれがない。ただ、先日のような豪雨が頻繁に起こるわけではありませんし、ハザードマップの浸水想定区域や避難経路などは設計に入る前の話です。

平屋は屋根面積が広い分、夏の日射熱の影響を受けやすい構造です。だからこそ、断熱・遮熱の性能が家の快適さに直結します。当社ではしっかりした断熱性能と、無垢の杉や漆喰の自然素材を組み合わせた平屋は、夏も冬も一年中心地よい暮らしをつくります。

「小さな豪邸」シリーズはそんな平屋のレパートリー。少しだけ贅沢に、ずっと心地よく。そんな家づくりを、一緒に考えさせてください。

 

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