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column

2026/04/14

冗談のような時期が本当に始まりました。

先日のブログで「ナフサショック」について触れたばかりでした。
イランを巡る軍事攻撃の影響でホルムズ海峡が封鎖され、原油由来の原材料が不足。断熱材や配管、防水シートといった石油化学製品が軒並み大幅値上げという異常事態になっています。
ブログでも値上げで済むなら、まだいい。問題はその先、モノが入ってこなくなることだと書きました。

それから1週間も経たずに、恐れていたことが現実になってしまいました。

4月13日、TOTOがユニットバスの新規受注を一時停止すると発表しました。
原因は、もちろんナフサショック。
壁や天井のパネルにフィルムを貼るための接着剤(有機溶剤)などの調達に起因するもののようです。
先日の断熱材などは情報を早く掴めたおかげで何とかなりましたが、今回のような住宅設備の受注停止となると話は別。こうした事情で住宅設備の仕入れができ無くなれば、その他のナフサ由来の部材である、塗料、シーリング材、断熱材、配管、仕上げ材であるクロスやクッションフロアまで、家を支える部材のほとんどに関わっています。

一つでも欠ければ、家は完成しません。 「モノが無ければ家が建たない」という、冗談のような時期が本当に始まってしまいました。

 

 

この由々しき事態で、会社にとっては仕入れコストが跳ね上がりモノが入ってこない。
工期が読めなければ完工が遅れ、入金も遅れる。
キャッシュが回らなくなったとき、体力のない会社は、この嵐を耐えきれず致命傷を負いかねません。

これは、お施主様にとって他人事ではありません。
もし契約した会社が途中で資金繰りに行き詰まったら、家は完成せず、払ったお金も戻ってこない。
過去のショック局面で、実際に起きてきた悲劇です。

そして、これはお客様だけの話ではありません。
正直に言えば、自分たちがやっている現場も、最後までやり切れるのか…。
この不安は、常につきまといます。
ただ、その前提でやるしかない。
資材の流れを先読みしたり、大体を考え現場を止めない。

これをどこまでやり切れるか。
この先、それがそのまま会社の力になるのでは…と思います。

 

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