2025/04/27
新しい暮らしのスタート。鹿嶋市でお引渡し
今日は、鹿嶋市で新築していた注文住宅「杉の家」のお引渡しの日。
天気にも恵まれ、清々しい気持ちで新しい暮らしのスタートをお祝いすることができました。
家づくりのスタートは、まだ旧家のあった2年前。
ご両親の暮らした家を守るために、大規模リノベーションの計画から始まりました。なかなか納得できない間取りとの奮闘とかさむ予算。建物や基礎の老朽化の問題。そして能登半島地震が起こり、先々を見据えたのち、やっぱり建て替えて新しい家に暮らそう！となり、設計の打合せ、間取り決め、仕様決めと、一つひとつ丁寧に積み重ねてきました。
着工から完成までも、天候や資材調達の問題など、さまざまな出来事がありましたが、現場に立ち寄るたびに出来上がっていく家を一緒に見守ってきた日々も、今となってはかけがえのない時間でした。
お施主様の「こんな家にしたい」という想いがたくさん詰まったこの家。
無垢の杉の床に、漆喰の白い壁。やむなく取り壊した旧家で使われていた古い建具もリニューアル。
そして自然素材に包まれた空気の中で、これから家族の物語がまた新しく紡がれていきます。
お互いにそんな家づくりを振り返り、お施主様から「本当にいい家になりました」と嬉しい言葉をいただきました。
この瞬間の笑顔と言葉は、家づくりに携わったすべてのスタッフにとって、何よりのご褒美だと改めて思います。
家は完成したら終わりではなく、これからが本当の意味での「暮らしの始まり」。
私たちは、これからもアフターメンテナンスを通じて、この家を、そしてご家族の暮らしをずっと見守り続けていきます。
これから先、季節がめぐり、家族の時間が重なっていくなかで、この家が「一番の安らぎを感じる場所」になってくれたら嬉しいです。
新しい家、新しい暮らし。
本当におめでとうございます！
