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column

2026/05/20

住宅ローン金利が上がり続けている。建てる方も建てた方も要注意!

朝のニュースで住宅ローン金利の話題が放送されていました。
これから家を建てることを考えている方はもちろん、すでに変動金利で返済中の方にも、ぜひ読んでください。

昨年末に、日銀が政策金利を0.75%に引き上げました。これを受けてフラット35の最低金利は2026年1月についに年2%を突破し、2月には年2.26%にまで上昇。変動金利も今年4月以降、各銀行が順次引き上げを実施しています。そして現在の市場では、6月の日銀会合でのさらなる0.25%利上げを高い確率で織り込んでいます。固定・変動ともに、金利の上昇基調はしばらく続く見通しです。

 

ふーんと思ってニュースを見ている、変動金利で住宅ローン返済中の方も、この流れは要注意!
借入時に覚えていらっしゃるか分かりませんが、多くの銀行の変動金利(元利均等返済)には、「5年ルール」と「125%ルール」この2つのルールが設けられています。

まず5年ルールとは、金利が変わっても毎月の返済額は5年間変わらないというもの。
一見安心に見えますが、落とし穴があります。返済額は据え置かれても、金利が上がった分だけ毎月の「利息」が増え、「元金返済」の割合が減っていきます。つまり表面上の支払額は同じでも、ローン残高の減り方が遅くなっているのです。

次に125%ルールとは、5年ごとの見直し時に、新しい返済額は以前の1.25倍を上限とするルールです。
急激な負担増を防ぐ仕組みですが、上限を超えた利息分は「未払利息」としてローン残高に積み上がっていきます。これが積み重なると、返済期間内に完済できなくなるリスクが生じます。

つまり、毎月の返済額が変わっていなくても、実質的な負担は確実に増えている
なお、この2つのルールはすべての銀行に適用されるわけではなく、銀行によっては金利上昇がそのまま毎月の返済額に反映される場合もあります。このタイミングで一度、今の返済状況を確認してみることをお勧めします。

 

これから建てる方へは金利上昇に加えて、もうひとつ見落とせない動きがナフサショック。

ポテチのパッケージが白黒になるかも?と連日ニュースでナフサ不足による生活への影響が報道されていますが、断熱材・塗料・排水管など住宅を構成する素材の多くが入荷遅延に陥っています。建設業界ではすでに工事がストップしている会社など、資材不足による影響が聞かれ始めています。今後は価格高騰に加え、ますます工期の延長や着工の遅れも懸念されます。コロナ禍におけるウッドショックのときもそうでしたが、資材高騰が落ち着くのを待って成功した例は少なく、高騰したコストがそのまま新しい「標準価格」になっていきます。

 

金利が上がり、建材が上がり、工期も読みにくくなる。「待つ」ことのリスクが確実に大きくなっています。
決して焦ってほしいわけではありません。
家づくりは金利だけで決めるものではないし、ライフステージや資金計画が整ってこそだと思っています。

ただ、正確な情報をもとに判断してほしい。それだけです。
今、「家を建てるのは無理かな」と思い始めている方が多いと感じています。金利が上がった、建材が上がった、タイミングを逃した気がする…そういう気持ち、すごくわかります。

でも、少し立ち止まって考えてみてください。
家が欲しいという気持ちは、今も消えていないはず。ただ、その気持ちに蓋をするように、諦める理由を探している。「今じゃない」「うちには無理」「もう少し様子を見てから」…そうやって、自分を納得させようとしていませんか?

慎重に考えることは正しいことだと思います。
でも、諦める前に一度だけ、話してほしいと思っています。

金利が上がっても、建材が高くなっても、家を建てている人は今も確実にいます。
資金計画の組み方、補助金の活用、工法の選び方、ローンの借り方などなど、選択肢は、思っているよりずっとあります。プロの目で整理すると「あ、できるかもしれない」と気づく方が、実際は多いです。

自分たちの家づくりを一緒に考えてみませんか?

 

 

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