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column

2026/07/26

上棟祭、大盛況のうちに終了!ありがとうございました。

先日ご案内していた、佐原のど真ん中で建築中の、注文住宅「杉の家」の上棟祭。たくさんの方にお集まりいただき、大盛況のうちに終えることができました。暑い中、足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。

 

棟木が組み上がった屋根の上には、五色の吹き流しが高々と上り、抜けるような夏の青空に、青・赤・黄・白・紫の五色が映えて、それはきれいなものでした。汗が止まらない炎天下でしたが、風も吹き、吹き流しが風になびくと雰囲気が違います。上棟式として屋根の上に登ったのは、棟梁、鳶の頭、私、そしてお施主様のご家族。棟梁の祝詞が終わると、「縁結び・結びつき」「魔除け」「土地の安定」という神道や建築儀礼における深い意味合いがある四方餅の儀式。建物の四方へ紅白のお餅を投げます。

 

上棟式は、地域によって「棟上げ」「建前(たてまえ)」「建舞(たてまい)」とも呼ばれます。家の骨組みを組み上げ、屋根の一番てっぺんに「棟木(むなぎ)」という横木を渡す。この棟木を上げる工程が「上棟」で、それを祝うのが上棟式です。棟木は古くから、家のシンボルと考えられてきました。

ちなみに「建前」というと、今では「本音と建前」のあの建前を思い浮かべる人が多いでしょう。諸説ありますが、家を建てる「建前」の日には、施主が職人や近所の人をもてなし、誰に対しても分け隔てなく振る舞った。そこから、表向きの体裁を指す「建前」という言葉が生まれたとも言われています。真偽はともかく、家づくりの祭事が言葉の語源になったという説があること自体、この行事が暮らしの深いところに根を張っていた証拠のように思います。 

そして、いよいよ餅まき。
お施主様がご用意くださったお餅は、なんと2俵。個数にしてなんと2,300個!それに加え、段ボールいっぱいのお菓子。みんなで屋根の上から、これでもかとまきました。

を見ると、敷地いっぱいに袋を広げた人、人、人。近所の方、お子さん連れのご家族、通りがかりの方まで。皆さんが一斉に空を見上げ、両手を伸ばして餅を取る。あの光景は、何度見てもいいものです。

 

当日は来場の皆さまには団扇をお配りして、暑さをしのいでいただきました。トラブルも事故もなく、無事に終えられて、ほっとしています。

餅まきは、厄払いや福のおすそ分けなどの意味がありますが、現代の視点で見れば科学的な根拠のある話ではありません。それでも、この祭事は、昔と変わらずこうして残ってきた。屋根の上から餅をまき、下でみんなが手を伸ばす。あの数分間に起きていることで、こんなにも人を笑顔にします。嬉しそうに袋いっぱいお菓子を詰めていた子供たちは、空からお持ちやお菓子が降ってくるという未知なる体験を忘れないことでしょう。

こうした昔ながらの祭事を催してくださったお施主様ご家族に、心から感謝いたします
そして、当日までの段取りに走り回ってくれた職人さん、スタッフのみんなにも、あらためてありがとうと伝えたいです。

お集まりいただいた皆さま、そして温かく見守ってくださったご近所の皆さまにも、あらためて御礼申し上げます。
この家
が無事に完成し、お施主様ご家族の末長い幸せの場所となるよう、これからも心を込めて建てていきます

上棟おめでとうございました。

 

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