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column

2026/08/23

壁がピンクの理由

香取市岩ヶ崎台で工事中の、注文住宅「杉の家」外断熱ECOライフ工法の2階建て。

現場では内装のボードが貼り終わり、大工工事がひと段落ました。
写真のとおり、壁も天井も階段室も、一面ピンク色です。

構造見学会で現場を見学された方から比較的多い質問が、「これ、このままの色じゃないですよね?」。
もちろん違います。この上に漆喰やクロスで仕上げをします。

ピンクの正体は、吉野石膏のタイガーハイクリンボード。当社では数十年間から全棟これを標準にしています。
一般的なボードとの違いは、ホルムアルデヒドを吸収して分解すること。吸着ではなく、ボードの中の分解剤がホルムアルデヒドを無害な物質と水に分解します。吸収後に別の安定な物質になるため再放出しない製品で特許も取得されています。室内の化学物質の濃度が高くなった場合でも、短時間で厚生労働省の指針値0.08ppm以下にできるとされています。当社の築22年のモデルハウスも、化学物質過敏症の方に優しい住まいというコンセプトで、こうした家の下地材にも気を配って作っていました。

 

 

もう一つ、壁や天井の裏側の空間はホルムアルデヒドの濃度が高くなることがあります。そしてそれがクロスを通って室内に入ってくることも。このハイクリンボードは、裏側からの流入も抑えられます。見えない場所の見えない物質の話なので、住んでいる方が気づくことはありません。仕上げてしまえば、ピンクだったことも忘れられてしまいます。でも、その見えない物質の中で暮らすことを想像してみると、おのずと何を使うのがいいかは見えてくるはず。

 

 

いま見られるのは、この期間だけです。
近くをお通りの際は覗いてみてください。

 

+++

 

「背くらべの木」。
家を建てるときに出る杉の端材から生まれた、世界にひとつだけの身長計。

最近は和モダンであっても、柱が表に出ない大壁の家が増えていて、せっかく無垢の太い柱を使っていても壁の中に隠れてしまうことが多くなりました。それでも、室内のどこかに木の雰囲気を感じたいというご要望は、若いお客様からよく聞きます。大黒柱を配置できる間取りならいいのですが、プランによってはそれもなかなか叶わない。
それであれば、新しい家でも気兼ねなく木に成長を書き込める身長計を作ってみようと思いました。

天然木なので、同じものはひとつもありません。

木目の美しさ、木の色、幅…すべてが一点ものです。

賃貸住宅にお住まいの方向けに、壁にかけられるよう穴あけ加工もできます。
壁に吊るすだけで設置できるので、どなたでも気軽にお使いいただけます。

子どもが大きくなるほど、木も少しずつ味わいを深めていく。
10年後、20年後、この木を見上げたとき、あの頃の笑顔やぬくもりが鮮やかによみがえる。
木の家で育つ記憶を、木とともに刻んでいく。

誕生日に。出産祝いに。ご家族の節目の記念にもいかがでしょうか?

商品は店内に展示中です。
価格:¥8,000〜(木の幅・形により一点ごとに異なります)