2026/09/11
“今の暮らし”はずっと続かない。
家づくりの打ち合わせをしていると、多くの方が「今の暮らし」を基準に間取りや設備を考え始めます。
子どもが2人だから、子ども部屋は2つ。 いま使っているソファが入るリビング。 いま乗っている車が停まる駐車場。
いまの家族が、いまどう暮らしているか。 ごく自然なことです。ですが、ここに大きな落とし穴があります。
家は30年、40年、あるいはそれ以上長く住み続けていくもの。 一方で、今の暮らしのスタイルなんて、長く続いたところでせいぜい10年程度です。子どもはあっという間に大きくなって、ローン期間の半分くらいで家を出ていきます。 年を重ねれば自分の足腰の感覚も変わるし、もしかしたら親と同居する未来が来るかもしれない。つまり、今の生活に完璧にフィットさせた家は、住み始めて10年経つと途端に使い勝手の悪い家になってしまうのです。

たとえば、一階の大きな掃き出し窓。最近は防犯・防災のためにと選択される方が多い「シャッター」。
30代や40代の若いうちは、毎日かがんでシャッターを上げ下げする作業なんて、なんてことありません。 ですが、これが60代・70代になってくるとどうでしょうか?毎朝毎晩、腰をかがめてシャッターを引っ張り上げる作業は、想像以上に身体への負担になります。実はご年配の方にとっては、昔ながらの「雨戸」の方が横に滑らせるだけなので、ずっと楽だったりするのです。

「それなら、歳をとった時のことを考えて、最初から電動シャッターにしておけば良かったんじゃないか?」
まさにこういう視点です。 「いま楽かどうか」だけで設備を選ぶのではなく、20年後、30年後の自分たちの身体の変化まで想像して選択しておくこと。これが後悔しない家づくりの大きなポイントになります。

現在、多古町で新築している「小さな豪邸」は、まさにこの考え方を形にした住まいです。間取りは3LDK、広さは27坪。 「27坪」という数字だけを聞くと、「少し狭いんじゃないか?」と感じるかもしれません。ですが、無駄な廊下を徹底的に削り、家事動線をギュッと短く縮め、必要な場所に必要な分だけ収納を配置する。そうやって丁寧に寸法を詰めていくと、坪数という数字からは想像もつかないほどの開放感が生まれます。
大きすぎる家は、掃除も維持も大変。 でも、狭くて息苦しい家は絶対にイヤ。その間にある、暮らしの「ちょうどいい寸法」。 そしてこの寸法感は、図面やカタログの数字をどれだけ眺めていても絶対に分かりません。実際にその空間に立ち、勾配天井の高さを見上げて、窓からの光を感じ、部屋から部屋への距離感を自分の体で確かめる。それしか方法がないのです。
明日から、この多古台の現場で「構造見学会」を開催します。10時から17時まで、いつも通り予約は不要です。気が向いたときにお越しください。
これから新築を建てる若い世代の方なら「本当に27坪で足りるのか」。 建て替えをご検討の方なら「今より小さくして大丈夫か」。どちらの不安も、この現場に一歩足を踏み入れていただければ、スッと答えが出るはずです。しかも今なら、壁が仕上がる前の、純粋な「骨組み」がすべて見えています。老舗木材店が選び抜いた太い柱、大迫力のあらわしの太い梁、壁の中にしっかり詰まった断熱材、そしてオール樹脂サッシ。完成してしまえば二度と見ることのできない、一番大切な構造の部分です。
ドアを開ければ、杉と桧の芳醇な香りが一気に広がります。
「いま」だけに合わせた家ではなく、これからの30年、40年を笑顔で付き合っていける家を。
その答えが形になった現場を、ぜひご自身の五感で確かめに来てください。
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ここにあるのは、本物だけです。
太い柱、大きな梁、分厚い断熱材。職人の手が刻んだ木組みの跡。
現場に一歩入った瞬間、木の香りに驚くことでしょう。写真では伝わらない、本物でしか感じられないリアルがここにあります。
家を買う人のほとんどが、完成した家しか見たことがありません。
壁の中に何が入っているか、柱がどれだけ太いか、骨組みがどう組まれているか。一生見えないまま、何千万円もの買い物をする。
だからこそ、本物を見に来てください。
創業百余年。材木商として四代。本物の木を知っているからこそ、見せられるものがあります。
🗓 9月12日(土)・13日(日)
🕙 10:00〜17:00
📍 多古町多古台2000-133(多古台バスターミナルそば)
✅ 予約不要





