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column

2025/04/24

成田市で地盤調査。いよいよ次のステップへ

成田市で地盤調査。いよいよ次のステップへ アイチャッチ

今日は成田市の現場で地盤調査が行われました。

どんなに耐震構造に優れた家を建てても、そもそもの地盤が弱ければ安心して暮らすことはできません。家が傾いたり、地震で倒壊してしまったり。。。そんなリスクを防ぐために、住宅を建てる前には必ず地盤調査を行います。

私たちが主に採用しているのはスクリューウェイト貫入試験(旧スウェーデン式サウンディング試験)。建物の建築予定地の四隅と中央、計5カ所に専用のロッド(槍のような鉄の棒)を差し込み、どれだけ沈むかで地盤の強さを調べる方法です。ロッドがスルスルと沈めば地盤が軟らかく、住宅の不同沈下のリスクがあると判断されます。逆に沈みづらい場合は、地盤がしっかりしている証拠。シンプルですが、住宅の土台を支えるためには欠かせない、大事な調査です。

地盤が弱いと判断された場合は、事前に適切な地盤改良工事を施すことで、将来の大きなトラブルを防ぐことができます。

家づくりの第一歩は、実はこうした「見えない部分」をしっかり整えるところから始まります。
肝心の地盤の状態がどうか。。。こればかりは、当たるも八卦ではありませんが、私たちもお客様もドキドキの瞬間です。
実際、地面の奥深い部分なんて目に見えるわけじゃないですからね。
地中に向かって突き進んでいくロッドを見つめながら、「いい数値出てくれ~」と心の中で祈るのが正直なところ。

建築基準法では、地盤の許容応力度が基準を下回る場合には、直接基礎を採用してはならないと規定されており、これは建物の安全性を確保するための重要な要件となっています。​調査結果をもとに、この数値を下回るデータだと、迷わず地盤改良工事を選択します。

今回の現場は主要河川のそばにあり、周囲は田園地帯。
予想はしていましたが、やはり地耐力不足の数値が出てしまいました。こうなると地盤改良は確定。あとはその土地に最も適した工法を選び、後悔のない工事をしていくしかありません。

鋼管杭や柱状改良など、建物を支える対策工事は日々進化しており、様々な方法があります。

地下水の高さ、地質、周辺環境などを総合的に見て、その土地に一番適した改良方法を選定していきます。
もちろん、工法によってコストも変わります。あとは、どの工法を選ぶか。
ただし、この工事は基礎工事の前にやらなければいけない重要な工事なので、ここは慎重に、でもスピーディに判断しなければなりません。

 

またひとつ、いい家づくりのスタートです!

 

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GW連休のお知らせ

桶市ハウジングの今年のGW休業日は、
4月29日(火)~5月6日(火)までとさせていただきます。。
※4/29~5/6は本社、モデルハウスともに休業となります。

5月7日(水)より通常営業となりますので、予めご了承のほどよろしくお願いします。

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