2025/12/01
佐原のど真ん中。土台敷きスタート
佐原の中心部で進む、注文住宅「杉の家」外断熱Ecoライフ工法2階建て現場。
いよいよ今日から土台敷きが始まりました。

家づくりに携わっていると、「土台なんてどれも同じでしょう?」と聞かれることがあります。
でも、それは大きな誤解。
むしろ見えなくなる部分こそ、家の価値と寿命を左右する重要な場所です。家がどれだけ長く安全に、そして安心して暮らせるか。それを決めるのは豪華な設備でも、最新の断熱材でもなく、隠れてしまう骨組み部分こそが一番大事。

私たちが注入土台にこだわる理由は、とてもシンプルです。表面だけ薬剤を塗った一般的な土台では、時間とともに効果が薄れ、傷ついた場所から性能が消えてしまう。湿気がこもりやすい床下では、その差が顕著に現れてしまうのです。一方で、私たちが使う加圧注入処理された土台は、薬剤が木材の内部まで浸透し、防腐・防蟻性能を長期間保持します。
今の家づくりは断熱性能が上がり、気密性が高まり、家としてはますます暮らしやすい方向に進んでいます。しかしその裏で、湿気が逃げにくくなるというリスクが生まれていることも事実。湿気が留まる床下で、表面だけ守られた木材が何十年も健全でいられるか??
答えは明白です。
どれだけ性能を語っても、土台が腐れば家は終わり。
注入土台は、もちろん安くはありません。けれど、家づくりは、今だけ良ければいいというものではないと思っています。完成した瞬間よりも、10年、20年、30年経ったときに「この家で良かった」と思えるか。そこに責任を持ちたいから、私たちはこの土台を選び続けています。
見えなくなる部分に、どれだけ本気で手をかけるか。

当社OB様宅で点検中に発見した蟻道。
幸い被害はありませんでしたが、シロアリも基礎から上がっていったものの、写真に見える注入土台を通り越してその上の部分を食べに行っていました。
この点検時は築25年。その期間、こうしてシロアリからも家を守ってくれる文字通り縁の下の力持ち。

今日敷いた土台は、やがて床下に隠れ、誰の目にも触れなくなります。
それでもそこで、家族の暮らしを静かに支え続けていく。そんな隠れた存在の注入土台のお話でした。
今週末の12/6(土)はいよいよ上棟予定!
天気予報も晴れ予報!また一つ佐原の街中でいい家づくりが始まります!
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