2025/08/04
住まいのカタチは、暮らしのカタチ
茨城町で進めていたリフォーム工事が無事に完了しました。
よくある和室を洋間にするリフォームではなく、今回はその逆。
いえ、正確に言うと、和を残しながら今の暮らしに合うよう工夫を施したリフォームでした。
元の和室には畳が敷かれていたのですが、そこにワークスペースを設けたり、クローゼットを造作したりと、暮らしに必要な機能をしっかりと追加。落ち着きと使い勝手が両立した空間へと生まれ変わりました。
洋間にあったクローゼットは、扉を開けると中の引き出しが使いにくいというお悩みがありました。こうしたちょっとした不便が、日々の暮らしではストレスになりがちです。そこで今回は、当社の新築住宅でも採用している三枚連動引き戸を採用。通常の引き戸のように戸が左右に分かれるのではなく、一方向にスライドすることで大きな開口部を確保しながら、前のスペースを邪魔しないつくりに。お施主様からも「これ、便利だね〜!」と喜んでいただけました。
また、ご主人様はSE(システムエンジニア)ということで、2階でのネット環境も気になるところ。
今回の改装工事に合わせて、床下や天井裏を利用して有線LAN(CAT6A)配線を通し、快適な作業環境づくりもサポートさせていただきました。
ちなみに…Cat6とCat6Aの違いは、主に「通信速度」と「伝送帯域」にあります。
Cat6AはCat6よりも高速で、大容量のデータを扱うことができます。具体的には、Cat6の通信速度は最大1Gbps、伝送帯域は250MHzですが、Cat6Aは最大10Gbps、伝送帯域は500MHzです。
家のリフォームというと、見た目の変化ばかりに注目しがちですが、本当に大切なのは住む人の暮らしがどれだけ快適になるか?です。畳を残す選択も、引き戸へのこだわりも、ネット配線の工夫も、すべてはお施主様ご家族のこれからの暮らしのため。
家は人生を支える器。
だからこそ、その器の形は住まう人の人生に寄り添ったものでありたい。
そんなことを、改めて教えていただいたリフォーム工事でした。
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