2025/11/09
「大きすぎない家」という選択
先日、新商品「小さな豪邸」についてのお問い合わせをいただき、ご来社されたお客様がいらっしゃいました。

お話を伺うと、家族の生活環境が変わり、今後一緒に住まう人数が減っていくため、「もう大きな家は必要ない」と感じられたとのこと。これは決して特別な事情ではなく、今、非常に多くの方が抱える共通の悩みです。
かつては、家は大きいほうが良い、部屋数が多いほど安心といった価値観が主流でした。しかし、ライフスタイルの変化や住まい方の見直しが進む今、大きな家には大きな家なりの負担があることに気づく方が増えています。
たとえば、広いゆえに掃除や管理が大変、部屋が余っていて物置状態、冷暖房の効率が悪く暑くて寒い、年齢を重ねると家の中の移動が負担になるなどなど。こうした理由から、今の自分たちにちょうどいい家を求める声が増えています。特に40代後半〜60代の方にとって、暮らしをコンパクトに整え、心地よい住まいに移ることは、これからの生活に大きな安心感をもたらします。

小さな豪邸のコンセプトは、とてもシンプルです。
「小さくても豊かに暮らす」
面積を抑える代わりに、素材の質や断熱性能、ホテルライクな空間の心地よさ、毎日のストレスの掛からない動線。実際、コンパクトだからこそ、冷暖房効率が良く光熱費も抑えられ、家全体の温度差が少なくなり、健康面の負担も減ります。またコンパクトサイズならではの使う空間が自然と集中し、家事が楽になるなどのメリットがあります。特に、子どもが独立した後のご夫婦にとっては、過不足のない、快適で落ち着きのある暮らしを実現しやすい住まい方です。
家族構成が変わることは、誰にでも訪れる自然な変化です。
だからこそ、住まいを見直すタイミングでもあります。住まいは、ただ住む場所ではなく、これから先の人生を支える暮らしの基盤。子どもが巣立つことや家族の形が変わることは、寂しさと同時に、暮らしを見直す大きなきっかけでもあります。そして、その答えの一つが「大きすぎない、心地よい家」であることは間違いありません。

小さな豪邸は、豪華さを競う家ではありません。
小ささの中に、心地よさ、豊かさを日々感じる暮らし。

どこに「ちょっとした贅沢」を感じるかは人それぞれ。お客様の思う、贅沢に感じるものを詰めこんだのが「小さな豪邸」です。住まいの価値観が少し変わりはじめた方にこそ、新しい気づきがあると思います。
ちょっとした贅沢に囲まれた暮らしはいかがですか?
+++
【建築途中の構造見学会のお知らせ】

日時:2025年11月15日(土)・16日(日)
10:00~17:00 ※予約不要
場所:成田市猿山1211近く(滑河県道踏切すぐ)





