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column

2025/09/18

リフォーム産業フェア2025 壊さずに新しく!

東京ビッグサイトで開催された、リフォーム産業フェアへ行ってきました。
年に一度の大規模なイベントで、全国から様々なメーカーや商社が集まり、私も毎回楽しみにしている展示会のひとつです。

今年の展示には、4月の建築基準法改正の影響が大きく出ていました。
外壁や床の張替え、屋根の葺き替えなども、工事面積が建物の半分以上に及ぶ場合には確認申請が必要になったため、各社のブースでも壊さずに上から重ねるカバー工法が目立っていました。解体工事をできるだけ減らし、人件費や処分費を抑えることができるだけでなく、アスベストの問題にも対応できるというメリットがあります。

パナソニックのブースにも大きく「壊さず新しく」と掲げられ、実際に和室の襖を壊さずに引き戸へリフォームする工法が実演されていました。

敷居や鴨居をそのまま活かしながら施工できる様子は、現実的でありながら、とてもスマートな提案でした。

エクステリアの分野でも、汚れや古びた印象のブロック塀に直接パネルを貼って美しく生まれ変わらせる商材などが展示されており、こちらも壊さないリフォームの流れを象徴していました。

 

 

一方で、未来を感じる展示も。

当社でも販売しているシャワーヘッド「ミラブル」でおなじみのサイエンス社が「ミライ人間洗濯機」を出展していました。大阪万博にも展示されているこの製品は、単に体を洗うだけでなく、心までリフレッシュできるという新しい入浴体験を提供するとのこと。
背面センサーで生体データを測定し、入浴者に合わせたリラックス空間をつくる…55年前の大阪万博で登場した人間洗濯機の進化版が、いよいよ現実のものになりそうです。

 

展示会を見終えつつ、ふと上を見上げると南展示場の天井は美しい木製フレーム。

デッキに出れば長いバルコニーから埠頭を一望でき、海風がとても気持ちよかったです。
展示の最先端を見てワクワクした後、この景色で一息つけるのもまたビッグサイトならでは。暑いですけど…。

リフォームは壊さずに新しくという流れが一層加速していくことを実感した一日でした。
未来の暮らしに向けて、どんな商品や工法が定着していくのか、これからがますます楽しみです。

 

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