2025/06/01
40代からの家づくり。住宅ローンは遅すぎる?ちょうどいい?
家づくりのブログを書いていたら見かけたヤフーニュース。
かつては家を建てるなら30代のうちにという考えがおおよそ一般的でした。ところが今、住宅ローンを利用して家を建てる人のうち、60%以上が40歳以上というニュース。年齢を重ねてからの住宅購入が、ごく当たり前の時代になってきたのです。記事の内容は比較的ネガティブなものでしたが、本当にそれだけでしょうか?
40代での家づくりには、実は今の時代に合った理由があります。まず、若い世帯の晩婚化。また、40代になると収入や勤続年数も安定してくるため、住宅ローンの審査が通りやすくなるという利点もあります。さらに、今や人生100年時代。定年後の暮らしまで見据えて、快適に老後を過ごせる住まいを早めに準備しておきたいという方が増えています。特に、ご実家を相続して建て替えるケースや、親と同居するための二世帯住宅を検討する方は、むしろ40代以上の方が多いのではないでしょうか?人生の折り返し地点だからこそ、40代は家族の構成や将来の介護までを考えた家づくりにちょうどよいタイミングなのかもしれません。
ここ数年、ウッドショックに始まった住宅資材の物価高騰により、住宅価格は上昇傾向。それとともに住宅ローン金利もじわじわと上がりはじめています。2025年現在、変動金利は約0.7%、固定金利(フラット35)は1.8%前後となっており、そろそろ借り時の終盤かもしれないという声も出始めています。
やっぱり気になるのは「お金」のこと。
とはいえ、焦って購入する必要はありません。
大切なのは、自分たちの暮らしに合った返済計画を立てること。たとえば、60歳時点でローンを完済できる見込みはあるか?定年後の収入源や退職金、年金の見通しは?ボーナス返済に頼らずに、日常の収入で無理なく支払えるか?などなど。こうした視点を持ちながら、計画的に進めることが何よりも重要です。
遅すぎるかもと迷う必要はありません。当社のお客様ももっとご高齢の方も沢山いらっしゃいますしね。
ニュースの通り、40代は家づくりのスタートにちょうどいい時期と言うことが、現状の市況が物語っているのかもしれません。
土地探しやローン相談、建て替えや二世帯住宅のご検討など、どんなステージからでもお手伝いできます。
ぜひ一度、理想の暮らしについてご相談ください。
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