2025/07/21
連日の猛暑、現場は本当に過酷です。
ここ最近、本当に暑い。
日中の気温は35℃を超える日もほぼ毎日。外へ出た瞬間、まるでサウナのような空気が体を包みます。私自身、事務所のクーラーに慣れすぎたせいか、外に出たとたん体中の毛穴から滝汗が流れるのを感じます。先日、現場で打合せしていた最中に、Apple Watchから「心拍数が上がっています」と警告アラートが鳴ったことも。いやはや、完全に夏にやられています…。
この暑さの中でも、毎日現場で作業をしてくださる職人さんには、本当に頭が下がる思いです。
外気温が35℃でも、照り返しや作業内容によっては体感は40℃を超えることも珍しくありません。
そんな中、厚生労働省から熱中症予防対策パンフレットが届きました。
ここで注目されていたのが、気温だけでなく、湿度や輻射熱(ふくしゃねつ)を加味した熱ストレス指数(WBGT値)を基準とした管理。最近はニュースなどでもよく表記されるようになりましたが、現場ではこのWBGT値を基準に、危険・厳重警戒などの指標に応じた対応が求められています。作業前・作業中のこまめな水分・塩分補給や休憩は当然のことながら、WBGT値に応じた作業時間の調整なども掲載されており、とても参考になります。
ちなみにWBGT値は低い数値が過酷な作業とされていて、ちょっと分かりづらいかもしれません。でも、表を見ても区分3~4は40℃近い日中に行う作業としてはかなり過酷なのは目に見えて明らかです。
当社でも、現場での熱中症対策として空調服(ファン付き作業着)を全員に支給しています。
これは単なる作業効率の問題ではなく、工務店として会社として大切な仲間たちの命を守るための備え。
また、作業ごとの体調チェック表なども現場ごとに掲示して運用しています。暑さに慣れてきたから大丈夫ではなく、万全の対策を前提に現場を動かす。ここ数年の夏の過酷さを考えると現場にとって、そうした意識が欠かせません。
お客様からは完成した家しか見えませんが、そこに至るまでには、こうした目に見えない安全対策が日々積み重ねられています。
家づくりは、現場で働く人の健康あってこそ。
猛暑の夏、影で支えてくれている職人さんたちに、心から感謝です。
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そんな過酷な暑い夏に本気で向き合う住まいを、ぜひ体感してほしい。
ということで、今年もモデルハウスにて、真夏の体感会を開催します。
7月26日(土)・27日(日)
10:00〜20:00(夜も見学OK)
桶市コンセプトハウス 香取市北3-11-9
宿泊体験も受付中(要予約)
杉と漆喰と珪藻土に囲まれた自然素材の空間に、進化した全館除湿システム「リフレア」が搭載された住まい。
どの部屋にいても、サラッとした空気。
「これ、ずっとここにいたいね」と思っていただけると思います。
ぜひ、この夏の空気を確かめにいらしてください。
きっと、帰りたくなくなる空気を感じていただけるはずです。