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column

2025/08/03

猛暑で窓の熱割れ多発!

今年の夏は、本当に異常。
毎日のように猛暑日のニュースが流れ、現場では立っているだけで汗が噴き出します。
この猛暑の影響でガラスが割れる「熱割れ」が増加していると、朝のニュースで流れていました。

ある日突然、窓ガラスにひびが入っている。
ぶつけた覚えもないし、何かが当たったわけでもないのに割れてしまう。実はこれ、熱割れの可能性が高いです。
主な原因は外と室内の温度差。真夏の外は猛暑&灼熱、室内はエアコンでひんやり。
この急激な温度差がガラスに負担をかけ、熱膨張などの要因で知らぬ間に割れてしまいます。
特に南向きや西向きの大きな窓、真夏でも日当たりのいいベランダの掃き出し窓は要注意です。

そしてもうひとつ、意外と知られていないのが安易な窓フィルム施工による熱割れ。
遮熱や防犯目的で市販のフィルムを貼ると、ガラスが吸収する熱の量や分布が変わり、部分的に温度が上がります。
特に日射が強く当たる時間帯や、中にワイヤーが入った防火ガラスでは、この温度差が熱割れを誘発することがあります。

 

フィルム自体が悪いわけではありません。
重要なのは、ガラスの種類や設置状況、方角、日射条件をきちんと確認したうえで、適した製品と施工方法を選ぶこと。
3Mのようなメーカーでも「ガラスの熱割れ計算」を推奨しているのは、このためです。

予防策としては、直射日光を遮るカーテンやブラインドの使用、窓際に家具や植木鉢を置かないこと。
そしてフィルム施工を検討する際は、必ず専門業者にガラスの種類と環境を確認してもらうことです。

この異常な暑さの中、窓ガラスの熱割れは決して他人事ではありません。
遮熱も大切ですが、対策の仕方を間違えれば逆効果になることもある…。そのことを、ぜひ覚えておいていただきたいと思います。

当社ではガラス交換はもちろん、ガラスの種類や条件に合わせた安全な遮熱フィルム施工も承っています。
「うちの窓は大丈夫かな?」と感じたら、ぜひお気軽にご相談ください!

 

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