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column

2025/07/05

暑さに耐えて、塗り替えの夏

またひとつ、杉の家の塗り替え工事が始まりました。
ご依頼いただいたのは、十数年前に新築をお任せいただいたOB様。



今年は、空梅雨の影響もあり、塗料の乾きは比較的良好。
ただ、その分、朝から晩まで容赦なく照りつける陽射しに、現場の職人たちの体力も削られていきます。
水分をしっかり摂っても、汗が追いつかないほどの暑さ。そんな中でも、ひと塗りひと塗り、丁寧に進めてくれる姿勢には頭が下がります。

メンテナンスの重要性は、完成した後にこそ見えてくるもの。
10年、15年と時を重ねるごとに、家は少しずつ風雨にさらされ、日差しに焼かれ、塗膜が劣化していきます。
でも、定期的に手をかけてあげれば、住まいはずっと快適で、美しくいられる。



これは、人の身体と同じこと。健康診断を怠らず、小さな不調のうちに手を打つ。
住まいも同じ。築十数年後の塗り替えは当たり前のお手入れなんです。
だからこそ、足場が外されたときに、我が家のリニューアルした全貌を見ると、どのお客様もきれいになって、やってよかったなぁと口をそろえて仰るのも納得です。



建てた当時の思い出と、今の暮らしが交差するこの瞬間。
この家がこれからもずっと、ご家族の安心の拠り所であり続けますように。
そんな願いを込めて、今夏も汗を流しています。

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