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column

2025/09/23

成田市。木の香りいっぱいの現場。

成田市猿山で進めている注文住宅「杉の家」外断熱ECOライフ工法の平屋住宅。

先日、無事に上棟を迎え、現場では骨太な柱や梁が組み上がり、屋根の工事が進められています。
一本一本の垂木が規則正しく並び、骨組みだけでも本当にきれいです。

当社の家が上棟すると、近隣の方からよく言われることがあります。

毎日、ふわっと木の香りがしてくる。

日々進む現場では木材がみっちりと組まれて、向こう側の景色が見えなくなっていくほど。
道路からでも木の香りが漂って、昔大工さんが家を建てていた時を思い出すというお話をいただくこともよくあります。

今では柱も集成材が主流となり、無垢の木を使う会社はほとんどありません。

天然の無垢材の柱に比べて、短く切った木片を接着剤で固めた集成材の方が、強度を数値化して計算できるため、建物の性能を担保しやすいからです。
床は表面に見た目だけの木目のシートが張られたベニヤ材。廃材処分費など、現場でのロスを極力少なくするようコストカットを考えられた現場では、大工という名の組立屋さんが作る家では、木も切らないので木くずも出ない。

一方、当社の建築中の現場に行くと木の香りがプンプン。
こんな当たり前のことが、もはや当たり前でなくなっているのをご存知でしょうか?
でも、当社の木の家は大工の手によるハンドメイド。現場の中で材木を切ったり削ったり、そんな作業をする時に発する木の香りは、周囲にお住いの方にも気づいていただけてることと思う。

上棟から屋根ができ、サッシが付き…と言った、二か月ほどは見た目の変化が大きい時期です。日ごとに家らしさが増して、現場に通うたび、その進捗を目にできるのはやはり面白いし、何より励みになります。

そして大切なのは、やっぱりお施主様の存在。

この家でご家族が笑って暮らせますように。そんな想いを受け取るからこそ、職人も自然と力が入る。
お施主様が気持ちよく仕事をさせてくださる現場は、不思議と仕上がりまで良くなるものです。

木の香りに包まれ、気の流れる家づくり。

また一つ、新しい「杉の家」がここから形になっていきます。

 

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