2025/03/29
娘の中学校最後の定期演奏会
先日、娘の中学校最後の定期演奏会がありました。
三年間の集大成となるその舞台は、音だけでなく、彼女たちの想いや努力がしっかりと伝わってくる素晴らしい時間でした。
吹奏楽というと、一見、文化系というイメージがありますが、兄と妹の部活動を近くで見てきて思うのは、体育会系と呼べるほどハードな世界だったということ。朝練、夕練、土日の練習や合宿、そしてコンクールで全国を目指しつつ、地域活動でも演奏を続ける日々。どんなに練習しても、本番はたった一度きりの一発勝負!その一音にすべてを懸ける緊張感と集中力。失敗が許されない状況下でのメンタルの強さは、ヘタレの私にとっては本当に尊敬に値します。互いに支え合う気持ち、時にぶつかりながらも前へ進む姿は、仲間と一つの音楽を創り上げる、まさにチームワークでした。
本人にとっては、楽しいだけじゃなく、悔しさや壁も多くあった3年間だったと思います。
それでも、吹奏楽を選んでよかったと思えるような時間を過ごせたことが、何よりの宝物。
最後に卒業生だけで奏でたアンサンブルは、聴いていて心から感動しました。
吹奏楽で高校へ進学した兄を見ていた妹も、自然と同じ道へ。
春からは吹奏楽部の強豪校に入学し、更に高みを目指すそうです。
それぞれの音を紡いでいく子どもたち。
これからの成長も楽しみです。
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