メニューを開く

メガメニュー を開く

メガメニュー を閉じる

column

2026/02/10

大正9年築の家が教えてくれた100年前の知恵

先代の小長谷が若かりし頃に過ごした、思い出深い古家の解体工事が始まりました。
長年、家族の暮らしを支え続けてきた家が少しずつ形をなくしていく光景は、施主にしかわからない寂しさと感謝が入り混じったものだと思います。

現場では分別解体により、古い瓦が丁寧におろされていますが、その下から出てきたのは大量の土の山でした。
今から106年前の大正9年に建てられたこの家は、今の家づくりではまず見ることのない土葺き(つちぶき)という伝統的な工法で造られてました。今の屋根はルーフィングと呼ばれる防水シートの上に瓦を引掛ける桟を打ち、瓦をビスで一枚一枚固定するのが当たり前。

でも、100年前は全く違いました。
粘土のような土を屋根に厚く敷き詰め、その粘り気だけで瓦を固定していました。この厚い土が、実は夏の暑さを防ぐ天然の断熱材の役割も果たしていたんです。もちろん当時は防水シートなんてありません。瓦の下には、杉の皮を薄く剥いで重ねた杉皮(すぎかわ)がびっしりと敷き詰められていました。杉の皮が持つ天然の油分が、雨を弾く最強の防水層になっていたわけです。
大正時代の大工さんたちが、身近にある木や土を使い、知恵を絞ってメンテナンスや耐久性・対候性を考えて造り上げた証。こうした古民家の伝統技術は、当時の建物が解体されて初めて、その凄さが目に見える形で現れます。

屋根から降ろされた山のような土や、役目を終えた杉皮。そこには、この家が耐え抜いてきた100年以上の歴史がぎっしり詰まっています。家を壊すというのは、単に古いものをなくすことだけではありません。かつての職人たちがこの家に込めた想いのバトンを、私たちが受け取ることだと思っています。

大正から令和へ。
百年の時を経て、この地には再び、次の百年を支える新しい「杉の家」が誕生します。家族の記憶が息づくこの場所で、新しく生まれ変わる住まいが、再び家族の笑顔を育んでいくことでしょう。
100年前の職人の知恵に敬意を払いつつ、またここで新しい物語が始まります。

 

+++

 

「これからの30年、今の家で我慢し続けますか?」
50代で迷う「建て替えか、リフォームか」体感相談会開催!

子供が独立し、夫婦二人の暮らしを考える時、ふと家の寒さが体に堪えることはありませんか。
大手展示場を回り、豪華な内装に圧倒されつつも「自分たちの暮らしとは何かが違う」と違和感を覚えた方も多いはず。
その答えは、目に見える設備ではなく、家を丸ごと包む断熱の質にあります。

エアコン1台で深夜も早朝も家中が穏やかな温度に保たれる住まい。
スリッパを履かずに素足で歩ける杉の床や、脱衣所でも寒さを感じない空気。
ヒートショックを防ぎ、健康に暮らせる「本物の性能」を体感してください。
「今の家を活かせるか、新しくすべきか」材木商四代の経験から、あなたの葛藤に正直にお答えします。

 

📍場所:桶市ハウジング モデルハウス(香取市北3-11-9)
📅日時:2月28日(土)・3月1日(日) 

    10:00〜20:00(両日とも予約不要・🌙夜まで開催)