2026/03/19
削れない家と削られる現実
最近、値上げの話ばかり。
石膏ボードや断熱材の価格改定の案内が届き、住宅設備も少し前から値上げのアナウンスが続いてきています。


さらにここにきて、ご存じの通り原油価格の高騰。
ガソリンも上がり、あらゆるもののコストに影響が出ています。原油由来の塗料や断熱材や樹脂製品はもとより、
それ以外でも工場の光熱費、輸送コスト、細かいところでいえば、照明や機械を動かす電気代まで…。
どの業界でも、原価が上がれば価格に反映されていくのは自然な流れです。

少し前に話題になっていたコンビニのわかめおにぎり。
価格は上がっているのに、混ぜてあるわかめの量が年々控えめになり、最近ではわかめがゴマ粒のようだと話題になっています。企業努力と言えばそれまでですが、なんとなく違和感を感じた方も多いと思います。
では、家づくりはどうか。
コストが上がったからといって、ビスの本数を減らすことも、床材を薄くすることも、柱を細くすることもできません。
見えないからといって削っていい部分ではないからです。
だから住宅の場合は、単純に中身を減らして価格を抑えるという考え方が通用しません。

では、この状況の中で何を選ぶのか。
価格だけを見るのか、中身まで含めて判断するのか。
少し極端に言えば、同じように見える家でも、中身はまったく違う可能性があります。
私たちとしてもできる限りの工夫や見直しを重ねながら、無駄を省き、少しでもご負担を抑えられるよう取り組んでいます。
ただ、世の中全体の流れとして、軽自動車が250万円する時代になってきているように、家づくりに関わる材料やエネルギーのコストも確実に変わってきています。
その中でも、変えてはいけない部分は変えずに、きちんと価値としてお届けすること。
これからの家づくりは、「いくらか」だけでなく、「その中身がどうなっているか」を見る時代なのかもしれません。
わかめの少ないおにぎりを、わざわざ選んで買いますか?
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成田市猿山の注文住宅「杉の家」外断熱Ecoライフ工法の平屋32坪
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