2025/07/15
今度は茨城町。和室のリフォーム工事が始まりました。
茨城町にて、和室のリフォーム工事が始まりました。
今回ご相談いただいたのは、小さなお子様のいる若いご夫婦。
2階の和室8畳を、寝室兼ワークスペースとして使いたいというご希望でした。
「この部屋、結婚してからほとんど使ってなかったんです」と、ご主人。
収納は使いづらく、いつしか押入れに入りきらないものが部屋へと溢れかえり納戸と化してしまっていたそうです。
ある日、2階の整理に部屋へ入って窓を開けたとき、風の通りや窓から見える景色がなんとも気持ちよくて、「やっぱりこの部屋をちゃんと使いたいな」と思い直されたのが、リフォームのきっかけだったとか。
最近では「和室を洋室へ」というご相談が多い中で、畳で寝たい・布団を敷いて過ごしたいという声も実は少なくありません。今回も畳スペースは確保したまま、今の暮らしに合わせた形で整えたいとのお話でした。
まずは収納不足の解消にクローゼットを作り、ご夫婦共用のデスクスペースを確保。照明は天井の意匠を活かしながらダウンライトで。素材はなるべく既存の風合いに合わせて、柔らかい雰囲気に整えていきます。
現場では、大工さんと一緒にじっくり打合せ。コンセントの位置や収納の奥行きなど、暮らしの動線に直結する細部ほど、現場での調整が大切です。
そして打合せのあとには、なんとお土産にトマトをたくさんいただきました。実は茨城町はトマトの栽培が盛んなんです。冷蔵庫でよーく冷やしてオリーブオイルと黒コショウ、塩をひとつまみ。瑞々しくて甘くておいしいトマトでした。ご馳走様でした。
リフォームのきっかけは、いつだってちょっとした気付き。
今あるものをどう活かすか、どう整えるか、それを考えることで住まう人のこれからが見えてきます。
また進捗、ご報告します。
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