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column

2025/12/07

井戸水エリアの給湯器選び。水質が寿命を左右する。

私たちの施工エリアである香取市の周辺は、昔から井戸水を生活用水として使うご家庭が多い地域です。日常的に井戸水を使う文化は、地域の暮らしそのものですが、給湯器を選ぶ際にはこの「井戸水」がとても重要なポイントになります。

新築やOB様の給湯器交換の時に、井戸水だけど、どんな給湯器を選べばいいの?と相談をいただくことが増えました。入替の際にも寿命が短い気がするなどなど。
その理由には、井戸水特有の水質が大きく関係しています。
地域によって変化しますが、井戸水はカルシウムやマグネシウムを多く含み、いわゆる硬水になりやすい傾向があります。これを給湯器で何度も加熱することで、内部にスケールと呼ばれる石灰質の固まりが発生し、熱交換器の詰まりや故障を引き起こす原因になるのです。これはガス給湯器でも同様で、硬い水を使うことで寿命が短くなることは珍しくありません。

千葉県の水質マップを見ても、香取市・成田市の一部は硬度150mg/L以上の硬水エリアが点在しています。
加えて、この地域は井戸水利用率も高い。つまり給湯器にとっては、全国的に見てもかなり過酷な環境です。

こうした地域性を踏まえ、井戸水のご家庭にオススメなのが、日立のエコキュート「ナイアガラ タフネス」。井戸水や硬度の高い水に対応できるよう、内部構造そのものがスケールを溜めにくい設計になっており、井戸水地域での使用を前提にして生まれたエコキュートだと言えます。

配管詰まりの原因となるカルシウムの流入を抑える日立独自の給湯構造や、腐食に強いステンレスでの部材構成はまさに井戸水向き。

さらに井戸水使用でも5年保証がつく点は、他メーカーにはない安心材料でもあります。

地域によっては、普通のエコキュートでも大丈夫ですか?と聞かれることもありますが、水質による影響は見えないところで確実に蓄積します。
その結果、冬の故障や早期交換につながってしまえば、結局は大きな出費につながってしまう。だからこそ井戸水のご家庭では、対応型の給湯器を選ぶことが重要なのです。

毎日の生活に欠かせない「お湯」を安心して使い続けるためには、水質に合った設備を選ぶことが何よりも大切です。
特にこの地域のように井戸水利用が多いエリアでは、給湯器の選択ひとつで寿命が大きく変わります。

当社では水質チェックから給湯器の選定、交換工事まで一貫して対応していますので、ご不安がある方は、どうぞお気軽にご相談ください。
井戸水地域だからこそ大切にしたい、正しい設備の選び方。
ご家族の暮らしを守るために、少しでも参考になれば幸いです。

 

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