2026/03/26
一部ではなく、全部上がる
先日のブログにも書きましたが、建築資材の価格上昇が続いています。
3連休明けからは特に、石油由来製品を中心に値上げの動きが顕著です。
まず、内装材として広く使われる石膏ボード。
当社でも良くご紹介している、空気をきれいにしてくれるピンクのハイクリンボード。
こちらも製造・輸送コストの上昇を受け、メーカーで20%UPの価格改定が行われています。

次に断熱材は40%UP!
カネカ社のカネライトフォームに代表される、押出法ポリスチレンフォーム断熱材も、原材料価格の影響を受けています。他社製品についても右へならえではありませんが、アレもコレも値上げ。
この押出法ポリスチレンフォームは、石油由来の発泡プラスチックなので、原油価格の動向に大きく左右される材料です。

さらに、塗料や接着剤に使われるトルエンや各種有機溶剤(シンナー)についても、石油化学製品であるため、同様に価格上昇の影響を受けています。こちらは驚異の75%の値上げ!これらは住宅建築だけでなく、工業製品全体に関わる基礎的な原料でもあります。

この流れは建築資材に限りません。
他にも住宅に使われるものとしては、樹脂サッシや給排水配管(塩ビ管など)、住宅設備機器やエアコン・洗濯機とかの白物家電などなど。こうした樹脂を使った製品全般に、コスト上昇の影響が広がっています。

背景にあるのは、ご存じの通り中東情勢の影響による原油・燃料価格の高騰。
上記の石油由来の製品はもちろん、製造・輸送・電力コストすべてに影響が出ててきます。つまり、一部の値上げではなく、全体的に底上げされている状態です。
住宅は、多くの資材の集合体です。
断熱材が上がれば断熱コストに、電気代が上がれば生活コストに…それぞれ確実に跳ね返ってきます。
特にこれから建てる方にとっては、「いつ建てるか」という判断も、以前より重要になっています。
こういう状況になると、単純に安く建てるという考え方ではなく、光熱費を抑えられる家、長く快適に住める家、ランニングコストを含めた設計など、こういった視点が、より現実的になってきます。
価格が上がること自体は、正直、我々ではコントロールできません。
ただし、その中でどう建てるか?は選べます。
無駄のない設計・性能とのバランス・暮らしやすさ。こういった部分で、トータルとして納得できる家づくりをご提案していきます。
値上げは一過性ではなく、しばらく続く前提で考える必要があります。
だからこそ、焦るのではなく、ただ先送りするのでもなく、今の状況を知った上で判断する。
それが一番大切だと思います。
電気代も6月から全国一斉値上げ。
厳しい春…と思っていましたが、値上げの大波は夏ごろまで続きそう。
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来週末は住宅完成内覧会 開催!

【開催概要】
・日時:2026年4月4日(土)・5日(日)
・時間:10:00 〜 20:00(🌙夜間まで開催)
・会場:現地:成田市猿山1211付近
(コメリハード&グリーン下総店すぐそば)





