2025/09/03
コンパクトでリッチな贅宅「小さな豪邸」
暮らしの中に、ちょっとした贅沢を。
そんな思いから生まれたのが、私たちが新しく発表した贅宅「小さな豪邸」です。
広さや派手さを追い求めるのではなく、コンパクトなサイズの中に本当に必要な心地よさと上質さを詰め込んだ住まい。
無駄をそぎ落としながらも、日々の暮らしを豊かにしてくれるプチ贅沢を大切にしています。
もちろん、家づくりにおいて気密や断熱といった性能は欠かせません。
当社では創業以来、外断熱工法に取り組み、夏の厳しい暑さや冬の底冷えから住まいを守る技術を磨いてきました。真冬でも室内がほんのり暖かく、朝起きて靴下を履かずに杉の床を歩ける快適さ。あるいは梅雨時でも家中がさらりとしていて、洗濯物がよく乾く清々しさ。これらは数値だけでは伝えきれない、実際にこの家で暮らしてこそ実感できる価値です。
性能の裏付けがあるからこそ、住む人の体験が生きてくる。
私たちはその積み重ねを「小さな豪邸」に込めています。
天然木の香りに包まれるひとときや、勾配天井の広がりの中で深呼吸する気持ちよさ、家事が軽やかになる動線。
どれも大きな豪邸に勝るとも劣らない、暮らしの豊かさであり、同時に小さな贅沢でもあるのです。
そしてこの考え方は、英国の名車ロールス・ロイスの哲学とも重なります。
かつて同社のカタログには、エンジン出力や最高速度が「必要にして十分(inough)」とだけ記されていました。数値で競うのではなく、体験すればすぐにわかるという自信を示した表現です。
私たちの「小さな豪邸」も同じように、他社と競う数字の羅列だけではなく、住む人が日々の暮らしの中で自然に感じる心地よさと安心を大切にしています。
大きな家でなくても、必要なものを必要なだけ整え、そこに小さな贅沢を添えることで、暮らしは十分に豊かになる。
「小さな豪邸」はそんな住まいを目指しています。
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