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column

2025/07/26

コストがかかることは無駄ですか?

成田市で進行中の注文住宅「杉の家」外断熱Ecoライフ工法の平屋。

基礎工事の現場では、割栗石を敷き、その上から細かな砕石で目詰めをして防湿シートを丁寧に敷き込みます。
ここまでは多くの会社で同じ工程ですが、その先が当社は違います。

一般的には、この防湿シートの上に直接鉄筋を組むことが多い。
確かにそのほうが早く、コストも抑えられるでしょう。
でも私たちは、防湿シートの上に捨てコンクリートを打ってから鉄筋を組みます。

理由はいたってシンプル。
鉄筋を直接シートの上で組めば、鉄筋が刺さって穴が開くこともあるし、組み上げた鉄筋の上を歩くたびに小さな穴や傷がつくこともある。それではせっかくの防湿シートの意味がなくなってしまう。まして、規則正しく組む必要のある鉄筋も、不安定なシートの上よりも平らに締まったコンクリートの上の方が、墨も出せるし施工精度もいい。
だからこそ、その一手間を惜しみません。

昨年、建築した成田別現場で、この基礎工事の様子をTikTokに載せたところ、思いがけずバズりました。
コメントを見ていると反応は大きく二つに分かれます。

「いい仕事だ」「丁寧な施工ですね」と評価してくださる方。
そして、「無駄だ」「意味ない」「こんなことやらないで安くした方がいい」と否定的な方。

おそらく後者は同業の方が多いのだと思います。
でも、もし自分が一生に一度の家を建てるとしたら、どちらの考え方をする造り手に任せたいでしょうか?
お客様の立場で考えれば、その答えは自然と出てくるはずです。

この昔ながらの割栗石や、目に見えない部分こそ大切に感じてたいただける、温故知新の考え方に共感してくださる方。
そんな価値観を共有できる方こそが、当社のお客様なのかなと思います。

家は一度建てたら終わりではなく、長く安心して暮らすための基盤。そして家を支える基礎工事は正に礎(いしずえ)。
だからこそ効率やコストだけでなく、後から絶対に出来ないことはしっかりやるという姿勢をこれからも貫いていきます。

もしこれから家づくりを考えている方がいたら、ぜひ現場で「どうしてこの工程をやるのか?」を聞いてみてください。
そこに、その会社の家づくりへの本気度が表れているはずです。

@ishizukaokeichi 基礎工事着工 家の礎(いしずえ)は後からできないから丁寧にしっかりと!コレも昔からの当社のこだわり #基礎工事 #割栗石 #割栗石敷き #捨てコン #鉄筋工事 #注文住宅 #注文住宅杉の家 #注文住宅杉の家外断熱ecoライフ工法 #外断熱 #無垢の家 #千葉県香取市 #千葉県香取市佐原 #桶市 #桶市ハウジング #ソーラーサーキット #ソーラーサーキットのお家 @okeichihousing #okeichi ♬ Cubism – Ovall