2025/08/31
ごほうびの家 見学会を終えて
最終日を迎えた四街道市の「ごほうびの家」見学会。
朝から新規のお客様や当社でソーラーサーキットの家にお住いのOB様など、たくさんのお客様に足を運んでいただき、本当にうれしい一日となりました。
この日を特別なものにしてくださったのは、お施主様ご夫妻。
奥様が前夜からさらに新しい書をしたためてくださり、和室や廊下に並んだ毛筆の文字が、家全体にあたたかな空気を広げてくれました。訪れた方々も、やさしい筆づかいに思わず足を止めて見入っていらっしゃいました。また、お施主様ご自身が住み心地をお話しくださったのも、とても印象的でした。「夏でも家の中が涼しくてびっくり!」「杉の床は素足で歩くと本当に気持ちいいんです」などなど。そんな暮らしの生の言葉は、私たち営業の説明よりもずっと自然にお客様の心に届いたのではないかと思います。
そして少し時間が空いたときに、奥様から和室に飾られた「荒城の月」の書についてお話を伺いました。
奥様の師である 日暮曠岱(ひぐらし こうたい)先生 は、読売書法展や太玄展などで数々の賞を受賞され、長く書の世界に尽くされた方。そんな師の教えを受けた奥様が、この家の住まい心地や家づくりのストーリーを、心を込めて筆を走らせてくださったことは、今回の見学会に一層の温もりを添えてくれました。
二日間を通じて、「ごほうびの家」は単なる建物ではなく、お施主様ご夫妻の想いが重なって形になった住まいであることは、ご来場くださった皆さまにも、その想いがギュッと伝わったのではないでしょうか?
暑い中お越しくださったお客様、そして惜しみないご協力をいただいたお施主様ご夫妻に、心より感謝申し上げます。
おかげさまで、とてもあたたかな忘れられない見学会となりました。
ありがとうございました。
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