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column

2025/12/04

長期金利が上昇。住宅ローンは「変動?固定?」

今朝のニュースで、長期金利が再び上昇しているという話題が取り上げられていました。
住宅ローンを検討している方にとって、金利のニュースはどうしても気になるもの。
変動がいいのか?安定の固定がいいのか?という迷いは、いつの時代もなくなりません。

実際、金利のしくみはややこしく見えますが、ざっくり言えばこうです。

変動金利は短期金利に連動し、固定金利は長期金利に連動します。そのため、今回のように長期金利が上がると、フラット35のような固定金利型のローンは金利が上昇しやすくなります。一方、変動金利は依然として低く設定されているため、毎月の返済を抑えたい人には魅力的に映る時代が続いています。

とはいえ、変動金利が万能というわけでもありません。変動金利の弱点は、将来的に金利が上がったら返済額も増えるという点。長い返済期間の中で、金利がどれだけ動くかは、正直誰にも読めません。

一方で固定金利には、返済額がずっと変わらないという安心感があります。
世の中の金利が上がろうが下がろうが、返済期間内の支払い計画が狂うことがありません。家計の見通しを立てやすいという点では、とても大きなメリットです。

では、結局どちらを選ぶべきか??
これはライフスタイルや考え方によって答えが変わります。

比較的所得が多く、収入が安定していて、多少の金利上昇にも対応できる人は、変動金利。
将来の家計を安定させたい方、教育費や老後資金を重視する方は、固定金利の安心感が向いています。また最近では、変動と固定を組み合わせたミックスローンという考え方もあり、リスク分散といった意味ではとても合理的です。

いずれにせよ、住宅ローンは金額も返済期間も長く、構造体とは違う家づくりの大切な判断部分です。
金利だけで判断するのではなく、これからの暮らし方や将来の収支、そして家族構成の変化など、長い目で見た人生設計とセットで考えることが大事だと思います。

長期金利上昇のニュースは、不安材料にも見えますが、逆に自身の選択を見直すきっかけにもなります。
変動か固定かで悩む時こそ、自分と家族のライフプランを冷静に見つめ直す良いタイミングかも?

そして、現在ローン進行中の方も、今借りている金利のままで果たしていいのか、手数料を払ってでも借り換えた方がメリットがあるのか、ご自身のお財布から出て行っているお金に対して真剣に考える必要があります。月々引き落とされていると、なんとなく金利動向に無頓着になりがちですので、今一度、ご自身のお金として見つめ直してみてはいかがでしょう?

家づくりを検討中の方は、どうぞ気軽にご相談ください。
新築・リフォームはもちろん、住宅ローンの考え方も含めて、暮らしの未来に寄り添えるご提案をお手伝いします。

 

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