2025/07/03
補助金、使う?それとも使えない?
今年もはじまっている住宅省エネキャンペーン2025。
新築でもリフォームでも、一定の性能を満たせば国から補助金がもらえるという制度です。
しかし、7月時点の進捗率を見てみると、ちょっと驚きのデータが出ていました。
新築については、3月末の省エネ基準の義務化直前に申請が殺到したことで、一気に予算が動きました。
でもその反動か、4月以降は急ブレーキ。
確かに4月以降の住宅着工自体が全国的に減っていますし、煩雑な法改正前の3月までに前倒ししたお客様も多かった印象があります。
一方で、もっと深刻なのはリフォームの補助金の進捗状況です。
特に窓リフォームで人気だった「先進的窓リノベ事業」は、前年度まではあっという間に予算を使い切ったほどの人気でしたが、今年はまったく様子が違います。
7月時点で進捗はたったの15%。
原因の一つは、制度の変更です。
これまで「窓だけ」のリフォームでも対象だったのが、今年からは他の省エネ改修とセットでなければ補助金が出ない仕組みに変わったんです。つまり、たとえば窓を断熱性の高いものに交換したい、というだけでは不十分で、給湯器の交換や断熱材の追加などと組み合わせないと申請できません。
こうなると、実際にリフォームを考えているご家庭にとってはハードルが上がったと感じられてしまう。
加えて、制度そのものがややこしくなってしまって、「わかりにくいから使わない」「面倒そうだからやめておく」となるのは自然な流れです。
でも、ここでひとつ立ち止まって考えてみてほしいのです。
補助金というのは、国がやってほしいことにお金を出す仕組み。断熱・省エネというのは、これからの住宅にとって絶対に外せないテーマであり、将来の光熱費や健康への影響を考えても、今まさに投資しておくべき内容でもあります。
そう考えると、「補助金があるからやる」のではなく、「やるべきことに対して、補助金が今なら使える」と発想を逆転させるのが、実は一番賢いやり方かもしれません。
補助金は、知らなければ使えない。
条件を理解しなければ申請もできない。
そして、気づいた時には予算が終了していた…というのが、毎年繰り返されている現実。
今、このタイミングでそろそろリフォームかな?給湯器が古くなってきたな…と思った方は、ぜひ一度制度の中身を調べてみてください。面倒なら、私たちに相談してもらっても大丈夫です。
補助金は、家づくりのチャンスを後押ししてくれる制度です。
そしてそのチャンスは、知っている人の元にしか届きません。
どうせやるなら、賢くタイミングよく。
補助金を上手に活かすという選択肢、いかがでしょうか。
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