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column

2025/12/24

物価が高くて生活できない

朝は出勤の支度をしながらテレビを見ますが、一日おきに同じような話題が繰り返されてるなーと思います。
お米や卵が高くなって生活が苦しい…もうやっていけない。政府には何とかしてほしい!
年末という空気感もあってか、不安の声が繰り返し流れます。

でも、正直なところ、私はそこに強い違和感を覚えます。

お米 5kgが5000円、卵1パック300円台。
冷静に見れば、かなり抑えられた価格なのではないかと思うんです。特に卵は「物価の優等生」と長年呼ばれ、驚くほどの据え置き価格で販売されてきました。しかし、肥料や飼料は上がり、電気代も人件費も上がり、物流コストも上がっている。それでもこの価格で踏みとどまっているのは、相当な努力の結果です。

それなのに、お米や卵が高くて生活できないという言葉だけが独り歩きする。
ここに、少し立ち止まって考える余地があります。

テレビは、事実を平均で伝える場所ではありません。強い言葉、分かりやすい不満、困っている表情。朝から同じようなインタビューが何度も流れることで、「多くの人が物価高で生活できなくなっている」そんな空気がつくられていきます。

でも、私が外回りしている中で思うことは、物価が高い高いと嘆きつつも、ファミレスに行き、コンビニにクルマで乗り付け立ち寄る。スタバのコーヒーを飲み、宝くじを買う。
それ自体を責めたいわけではありません。
ただ、生活が苦しい理由は、お米や卵だけではないはずです。

私も家計の見える化で、極力カードで物を買うようにしています。
それは家計の構造である、収入と支出のバランスを毎月同じようにしたいから。ただ、単身赴任と言っても3年前から比較てして、月の支出は確実に増えています。重くのしかかる家のローンなど固定費の他に、なんとなく続けている支出など、反省すべき点はいくつもあって、見直すべきポイントは、お米や卵売り場より、ずっとずっと手前にあります。

そして、今まさに次の不安が同じ構造でテレビで語られ始めています。
「金利が上がって、住宅ローンが怖い」
「もう家は買えない時代だ」。

確かに金利は上がっています。
でも、ここでも同じ現象が起きています。不安だけが強調され、本質が語られない。

では、家を買わずに賃貸に住み続ければ安心でしょうか?
現実は逆です。
家賃も、管理費も、更新料も、確実に上がっていきます。
しかも、払い続けても資産にはなりません

本音を言ってしまえば、住宅ローンが怖いのではなく、生活設計が曖昧なままお金を借りることが怖いのです。
お米や卵などの身近な値段に振り回され、ニュースの金利の数字に怯え、不安だけを材料に判断してしまうと暮らしはどんどん不安定になります。

お米 5kgで5000円、卵1パック300円台は、現実的に見れば健全な価格です。
住宅ローンも仕組みを理解して、身の丈に合った選択をすれば、決して敵ではありません。
切り取られた不安に踊らされると、本当に考えるべき判断を見誤ります。

生活が苦しい原因は、ニュースの中にはありません。
家計の奥にあります。そして、自分自身の選択の積み重ねの中にあります。

私はそう思っています。

 

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