2026/01/09
時代の転換点。家づくりの「バイブル」が消える意味。
先日、一つの大きなニュースが飛び込んできました。

長年、家づくりを考える多くの方々にとってのバイブル的存在だった、リクルートの住宅情報誌が相次いで休刊となることが発表されました。 かつて書店に並んでいた『注文住宅 千葉で建てる』『茨城で建てる』といった分厚い雑誌。それらを手に取り、付箋を貼りながら理想を膨らませた時代が、いよいよ終わろうとしています。
リクルートの発表によれば、2024年8月をもって全国誌の『HOUSING by SUUMO』が休刊し、さらに2025年2月以降、エリア別の情報誌も順次姿を消していくことになります。 これは単なる紙からWEBへという流れ以上の、もっと本質的な変化のサインだと私は感じています。

今の家づくりを検討されている方は、驚くほど勉強されています。
かつてのように雑誌でエリア内の会社を一覧し、とりあえず近くの会社へという探し方はもうしていません。 Instagramやホームページを穴が開くほど隅々まで調べ上げ、自分の価値観に合うデザインや工法、社風などを、自らの力でリサーチします。
つまり、お客様は家づくりのハウスメーカー・工務店を探しているのではなく、自分たちの理想を、誰よりも理解し、形にしてくれるパートナーを、膨大な情報の海からピンポイントで見つけ出しています。
紙媒体が消え、情報がデジタルに集約されるほど、私たちはより嘘のつけない時代に入ったと思います。 どれだけ広告で飾り立てても、現場の真実や造り手の想いは、画面を通してお客様に見抜かれてしまいます。
私たちのモデルハウスを訪れる若いご夫婦の多くは、最初から木の香りや室内空間の心地よさというキーワードを持って訪れます。 それは、私たちが発信し続けてきた「在り方」に、画面の向こうで共感し、自分たちの正解として見定めてくださった証だと感じます。

雑誌というバイブルはなくなっても、私たちの家づくりの本質は変わりません。
むしろ、情報の溢れる現代だからこそ、「誰のために、何のために家をつくるのか」という造り手の私たちのぶれない軸こそが、お客様にとっての本当のガイドになると私は信じています。
流行のデザインは、WEBですぐに真似できます。
しかし、一本の杉の木に込める想いはコピーできません。
雑誌という地図を失い、自分の感覚を信じて一歩踏み出し、私たちを見つけてくださった皆様と共に。
本物の家づくりを、これからも真っ直ぐに続けていきます。
バイブルは、もう書店にはありません。
けれど、現場には、そして私たちの想いの中には、変わらずに存在し続けています。
そんな家づくりを見に来てください。
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