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column

2025/09/12

成田市。土台据え付け

成田市で建築中の注文住宅「杉の家」外断熱ECOライフ工法。
人気の平屋の現場では、真っ白な基礎が仕上がり、いよいよ大工の手による土台の据え付けが始まりました。

家づくりの要とも言えるこの土台部分。
当社では加圧注入処理を施した土台を使用しています。土台は地面に最も近く、湿気や雨仕舞い、シロアリ被害といったリスクに日々さらされる場所。ここをどう納めるかが、住まいの寿命を大きく左右します。だからこそ、耐久性に優れ、防腐・防蟻処理を施した材料を使います。

一般的に「注入土台」と呼ばれるこの処理は、木材に薬剤を加圧して深く浸透させる方法で、腐朽やシロアリへの耐久性を高めます。しかも当社が採用しているのはクロムやヒ素を含まない水溶性薬剤ACQを使用したもの。ACQは、日本工業規格JIS K1570の該当薬剤で、世界的にも実績(約2,500万㎥/年の使用)のある保存処理薬剤です。加圧処理方法についても国内の規格である、JIS A 9002に準拠し生産したもので、薬剤の性質上、薄い緑色に仕上がっています。見えなくなる足元ほど大切だと考えています。

桶市ハウジングが国産材にこだわるのは、ただ耐久性のためだけではありません。輸入材に頼ればコストを抑えることもできますが、それでは地元の山や林業を守ることはできません。木を伐り、使い、また植えるという循環を支えることは、この地域で生きる私たちの責任でもあります。家の構造材に国産材を据えることは、家族の暮らしを守ると同時に、地域の森や職人の技を未来へつなぐことでもあるのです。

まっすぐに据えられた土台を見ていると、この上に柱が立ち、梁が組まれ、杉の香りに満ちた「杉の家」が形になっていく様子が目に浮かびます。
上棟は9/17(水)の大安吉日!
家の姿が立ち上がる瞬間を、お施主様と一緒に迎えられるのを楽しみにしています。

 

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